水上陽平の独善雑記

水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」

「母のこと・167」

2012-01-08 19:46:06 | Weblog


今日の独善つぶやき・・・

ちょうど今書いている生まれたばかりの長男。
今日は成人式となった。
1800gの未熟児。
定期健診で医者が手術しないと歩けないと脅した。
無視した。
三歳まで話せなかった(独自の言葉はあった)。
絶対大丈夫という根拠無い自信があった。
線は細いが、小、中、高と皆勤賞で通学した。
まぁ、人生、これからだ。
私という優れた反面教師もいる。
大丈夫だぁ。


「母のこと・167」

以前にも書いたが、実家は古い茅葺き(かやぶき)の屋根だった。
そして父親が時代に乗れない職人気質ということもあった。
家庭人としては不向きということもあった。
ともかく、日本中が敗戦から高度経済時代にあっても取り残された。
その象徴が、実家の姿だった。

取り残された事は不運でも不幸でもない。
運とか幸は比較するものじゃないのだ。
まわりや、それにつられて自分がツマラヌ判断する。
何にしろ、この世は無常であり流転している。
古い実家もそうであった。

茅葺きが貴重となった。
文化財候補のようなモノだ。
痛んだ屋根を修復したくても出来ない。
茅が集まらない。
茅葺き職人が途絶えてしまった。
大金をかけて、日本中から探せば何とかなるだろうが・・・

そこで今後のメンテナンスなどを考慮してトタン葺きにした。
茅葺きの上から、形そのままで巻いてしまうのだ。
かろうじて、それが出来る職人が見つかった。
資金は、三男がほとんど持ってくれた。
三男は橋梁構造設計の会社をしていた。
自分で立ち上げた会社が、時代もあり上手くまわっていた。



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