今日の独善つぶやき・・・
ちょうど今書いている生まれたばかりの長男。
今日は成人式となった。
1800gの未熟児。
定期健診で医者が手術しないと歩けないと脅した。
無視した。
三歳まで話せなかった(独自の言葉はあった)。
絶対大丈夫という根拠無い自信があった。
線は細いが、小、中、高と皆勤賞で通学した。
まぁ、人生、これからだ。
私という優れた反面教師もいる。
大丈夫だぁ。
「母のこと・167」
以前にも書いたが、実家は古い茅葺き(かやぶき)の屋根だった。
そして父親が時代に乗れない職人気質ということもあった。
家庭人としては不向きということもあった。
ともかく、日本中が敗戦から高度経済時代にあっても取り残された。
その象徴が、実家の姿だった。
取り残された事は不運でも不幸でもない。
運とか幸は比較するものじゃないのだ。
まわりや、それにつられて自分がツマラヌ判断する。
何にしろ、この世は無常であり流転している。
古い実家もそうであった。
茅葺きが貴重となった。
文化財候補のようなモノだ。
痛んだ屋根を修復したくても出来ない。
茅が集まらない。
茅葺き職人が途絶えてしまった。
大金をかけて、日本中から探せば何とかなるだろうが・・・
そこで今後のメンテナンスなどを考慮してトタン葺きにした。
茅葺きの上から、形そのままで巻いてしまうのだ。
かろうじて、それが出来る職人が見つかった。
資金は、三男がほとんど持ってくれた。
三男は橋梁構造設計の会社をしていた。
自分で立ち上げた会社が、時代もあり上手くまわっていた。
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