KONA WIND-南の風- iBS学院長・南 徹ブログ

アメリカ人に英語を教えていた日本人が外語学院を作った。その学院長が、日本を、世界を斬るブログ!!

GSE

2007-08-23 21:22:16 | インポート

Dsc03330 GSEとは、グループ・スタディー・エクスチェンジの略で研究グループ交換の意味である。事業や専門職務経験を持つ25歳から40歳の男女に、文化と職業に関する交流の機会を提供する国際ロータリー特別奨学プログラムである。今年も国際ロータリー2730地区選考試験が都城の試験会場で行われた。十名の専門職を有する男女がチャレンジした。公平かつ厳格な審査の下、鹿児島県から二名、宮崎県から二名選ばれ、来年の春にアメリカはジョージア州に派遣される。今回は、学院の山元夕貴絵さんが栄冠を手にした。Dsc03334 一生懸命の苦労が実った瞬間だ。奇跡が起こったと喜びを全身で表現する山元さんの笑顔は、求めて止まぬ青春の心で満ち溢れていた。


イマージョン・プログラム

2007-08-23 20:48:18 | インポート

Dsc03333 川野さんと鳥越さんが、十ヶ月の研修を無事終えた帰国報告に来てくれた。アメリカはアラスカで日本語教育を推進している公立の学校がある。アンカレッジにあるサンドレイク小・ミアーズ中・ダイモンド高である。お二人は、日本語を学ぶというより、全ての教科を日本語で学ぶという、いわゆる日本語にどっぷり浸るイマージョン・プログラム教育指導のアシスタント講師として派遣されていた。学院11期卒業生でアメリカ在住の筈元麗子さんが教務主任として活躍していることもあり、とても有意義な語学教育を体験したこと、ホームシックになるどころか、そのまま永住したくなったことなどを話してくれた。極寒の中、スポイトから垂れる水滴が一瞬の内に凍ってしまう感覚が妙に印象的だったと笑顔で報告してくれた。


島の夏

2007-08-23 20:24:52 | インポート

Dsc00125 熱射の夏から抜け出したくて、17名の在学生諸君と二泊三日の屋久島キャンプを挙行した。川で泳ぎ、海で泳ぎ、サルや鹿と戯れる。真っ青な空とダイヤモンドのお日様がサファイヤブルーの海面で踊っていた。海岸近くまで押し寄せる緑の波が不思議なほどに優しい。島のアルプスから湧き出した真っ白な雲が、麓の丘に流れ落ち、やがて海の彼方に消えたとき、ただ訳もなく涙が溢れてきた。瞳に光った水滴が魂のように震えた。何千年もの時を超え、山の大長老と化した杉、聖老人。屋久島の懐に抱かれたとき、僕らは幸せになれた。Dsc00127