KONA WIND-南の風- iBS学院長・南 徹ブログ

アメリカ人に英語を教えていた日本人が外語学院を作った。その学院長が、日本を、世界を斬るブログ!!

チャレンジ

2007-08-28 20:30:35 | インポート

Dsc03378 学院の在学生4名に、特別な舞台で日本文化研究英語スピーチにチャレンジしてもらった。
舞台は鹿児島県警察学校である。




Dsc03355 100名近くの若い警察官のみなさんの前で、しかも英語で思いを伝える。かなりの度胸と表現力が要求される。




Dsc03361 藤田学君の奄美黒糖焼酎の秘話、山元夕貴絵さんの衝動買いをする日本人の心理分析、坂元一喬君の村橋久成、和田由紀子さんの日本の食料自給率と、それぞれ10分ほど熱弁をふるってもらった。




Dsc03372 警察官のみなさんの聴く態度が素晴らしい。礼儀正しく、微動だにしない直立の姿勢に、戸惑いながらも、逆に新しい緊張感を楽しみながら、各自例外なく立派に発表をこなした。誇り高き一日であった。




Dsc03388 Dsc03389


便利が不幸を招き、豊かさが貧しさを導く

2007-08-28 11:23:34 | インポート

Dsc03293 便利が高じると不幸を招く。

些細な肉体労働も苦になってきた。
面倒くさい。

肉体は動かすことで命を支えているのに、掃除・洗濯・料理・家事手伝い、自給自足・家族の団欒、対話、等など、生きるための原点であったものが、便利という魔法で、不必要なものとして掻き消されてきた。便利が不幸を招いている。

公害をもたらすと判っていても、便利だから、ビニール袋は消えることがない。生産以上の食料が毎日捨てられていく。お金にならないものは全てゴミだ。金になるものは全て手に入れようとする。足るを知らない。

途上国が先進国の豊かさを支えてきたカラクリは暴露した。地球の人口63億人全てが、僕ら普通の日本人と同じレベルで生活するようになったら、地球があと5個必要になるそうだ。地球上の全ての動植物を食べつくしても到底追いつかない。日本が困ればアメリカに助けを求められるかもしれないが、地球が困れば、助けを求められるところはどこにもない。

豊かさには限度がある。この限度を強制的に阻止しない限り、人類に未来はない。豊かさが貧しさを導くことを学ぶべきだ。