KONA WIND-南の風- iBS学院長・南 徹ブログ

アメリカ人に英語を教えていた日本人が外語学院を作った。その学院長が、日本を、世界を斬るブログ!!

島の夏

2007-08-23 20:24:52 | インポート

Dsc00125 熱射の夏から抜け出したくて、17名の在学生諸君と二泊三日の屋久島キャンプを挙行した。川で泳ぎ、海で泳ぎ、サルや鹿と戯れる。真っ青な空とダイヤモンドのお日様がサファイヤブルーの海面で踊っていた。海岸近くまで押し寄せる緑の波が不思議なほどに優しい。島のアルプスから湧き出した真っ白な雲が、麓の丘に流れ落ち、やがて海の彼方に消えたとき、ただ訳もなく涙が溢れてきた。瞳に光った水滴が魂のように震えた。何千年もの時を超え、山の大長老と化した杉、聖老人。屋久島の懐に抱かれたとき、僕らは幸せになれた。Dsc00127


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2 コメント

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念願の屋久島ツアー、大切な仲間と先生方と2泊3日 (Blossom)
2007-08-24 01:10:23
念願の屋久島ツアー、大切な仲間と先生方と2泊3日
という貴重な時間を共に出来たこと、屋久島という大自然が教えてくれたこと、
先生方と仲間が教えてくれた人の心という感動の波。
見えるものをちゃんと見て、聞こえるものはちゃんと聞き、
感じられるものは出来るだけ感じられる。
そういう人に私はなりたい。
心からそう思ったとき、涙が止まらなかった。
その時をあふれた涙を一生忘れることはないだろう。
だから、またいつの日か再び屋久島を旅したくなるんだろうなぁ。


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何でだろう、彼らと一緒にいるときはたくさんのも... (Stella)
2007-08-24 03:34:59
何でだろう、彼らと一緒にいるときはたくさんのものから心が開放され、笑顔と涙がたくさん出てくる。


例えば、恋に敗れた時によく、励ますために男/女は星の数ほどいるよって言いますよね。
だけれど、やっぱり自分が生きている人生の中で、どんなにたくさんの経験をしても、この世界に存在する全ての人に出会うことはほとんど不可能です。
もちろん自分がたくさんの経験をしたならそれだけたくさんの人に出会えるわけだけれども、でも深い付き合いを出来る人って限りがあると思うんです。

だからこそ、貴重な出会い、こうやって深く付き合っていく彼らのことをすごく大事にしたい。
本当に運命なんですね。
こうやって、私の人生の中に、たくさんの人生が入ってくる。
灰谷健次郎さんが書いた本の中に私の大好きな言葉がある。


あなたの知らないところに いろいろな人生がある
あなたの人生が かけがえのないように
あなたの知らない人生も また かけがえがない
人を愛するということは
知らない人生を知るということだ


だから、他の人生をもし、それは違うのではないかというものであったとしても、初めは受容することが大事なのではないかと思う。そうすることによって、知ること、そして理解することは出来ると思うから。
自分にとってすごく大切な人であったとしても、どんなに憎い人であったとしてもやっぱり、その人にしてみれば唯一無二の大切な人生なのだ。
そう思いながらまた涙する。


そして、彼らの人生に関われて私はとても幸せ者だと思う。


今度は絶対に今回来れなかった仲間と全員で来たい。
みんなで同じ貴重な体験をし、感じたい。


ここに書ききれないくらいのことを今回屋久島で学んだと思っている。
そして、この生まれた地に戻ってきて、またここからがスタートだ。


よし、頑張ろう。
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