KONA WIND-南の風- iBS学院長・南 徹ブログ

アメリカ人に英語を教えていた日本人が外語学院を作った。その学院長が、日本を、世界を斬るブログ!!

夕焼け小焼け

2007-08-27 22:31:46 | インポート

Nec_0084 東の空に日が沈むとき、空が真っ赤に焼ける。当たり前の風景だ。当たり前だが、夕焼けの中に立つと、心が豊かになる。
「夕焼け小焼けで日が暮れて♪♪、山のお寺の鐘がなる~♪♪」
美しい日本の原風景だ。悲しいことに、この風景を見ることが少なくなった。子供も大人も勉強や仕事で、夕焼けを楽しむゆとりがない。人工の建物群が、真っ赤な太陽の安らぎをかき消している。夕焼けの美しさも見れないほどに、自分を忙しくして、忙しくさせられて、建物の中に引き篭って、引き篭らされて、夜行性になって、人間は、一体全体何を求めて生きているんだろう。何かが間違っている。

今日は、町の向こうに沈む夕焼けの風景に、自分の生き方を重ねてみた。


公開授業

2007-08-27 21:39:37 | インポート

Dsc03343 学院の授業の風景のひとコマを見て頂きたくて公開授業を開催した。テーマは「薩摩は英語ができる」である。スピーチ・コミュニケーション、環境学、同時通訳技法の三コマを披露した。若者が学問を心から楽しんでいる風景が、見学に来てくださったみなさんの心を揺さぶった。


Dsc03340
入学してまだ4ヶ月の学院生だが、英語力の進歩は目を見張るものがある。英語力だけではない。もっと大切な学問の力が、飛躍的に向上していると確信した。人間力である。これからの時代、最も難しく、もっとも重要な学問は、人間力の養成である。


Dsc03346 文明開化の時代に、薩摩は英語ができた。薩摩は、英語力に人間力が加わって、日本を変え、世界を動かした。