2月22日は一般社団法人日本頭痛協会・日本頭痛学会が設定している「頭痛の日」。これまで「薬物乱用頭痛を防ごう」などの啓発活動を行ってきた。
「薬物乱用頭痛」とは、頭痛薬の飲み過ぎによって、もともとの頭痛が悪化したり、副作用が出たりするもの。胃痛や食欲不振などの胃腸障害が起こることもあり、特に胃腸の弱い人は注意が必要だ。
頭痛だけでなく、慢性腰痛などでも同様で、慢性的な痛みで月に10回以上、痛み止めを連用している場合は、頭痛外来などを受診しよう。
ただし、決して「頭痛でも薬を飲まず、できるだけ我慢したほうがいい」というわけではない。実際には、頭痛が起こる際に、体内ではプロスタグランジンなどの痛みを起こす物質が増え、知覚神経を刺激して痛みを強めていくことが分かっている。
この発痛物質が体内で増え過ぎる前に、頭痛薬を使うことで痛み治まりやすいとされる。同協会でも、早めに薬を使うほうが、結果的に頭痛薬の飲み過ぎにつながらないとしている。
□南雲つぐみ(医学ライター)「頭痛薬の使用法 ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2018年2月日)を引用
↓クリック、プリーズ。↓
「薬物乱用頭痛」とは、頭痛薬の飲み過ぎによって、もともとの頭痛が悪化したり、副作用が出たりするもの。胃痛や食欲不振などの胃腸障害が起こることもあり、特に胃腸の弱い人は注意が必要だ。
頭痛だけでなく、慢性腰痛などでも同様で、慢性的な痛みで月に10回以上、痛み止めを連用している場合は、頭痛外来などを受診しよう。
ただし、決して「頭痛でも薬を飲まず、できるだけ我慢したほうがいい」というわけではない。実際には、頭痛が起こる際に、体内ではプロスタグランジンなどの痛みを起こす物質が増え、知覚神経を刺激して痛みを強めていくことが分かっている。
この発痛物質が体内で増え過ぎる前に、頭痛薬を使うことで痛み治まりやすいとされる。同協会でも、早めに薬を使うほうが、結果的に頭痛薬の飲み過ぎにつながらないとしている。
□南雲つぐみ(医学ライター)「頭痛薬の使用法 ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2018年2月日)を引用
↓クリック、プリーズ。↓