お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

病的近視

2009年03月18日 | 雑感
 私は、超ド近眼です。
 小学校入学前の検診で、近視であることがわかり、母親はあわてたようだが、幼い私は、遠くが見えないのがフツーだと認識しているので、何の不自由も感じていなかった。
 
 低学年の間は、教室の一番前の席で何とかやり過ごし・・・小学3年生から眼鏡に。

 成長と共に、どんどん近視の度数が上がり(成績も度数と共に上がって欲しかった)、高校2年生からコンタクトレンズ(ハード)を使用。朝起きて夜寝るまで装着。お陰で、自分がド近眼であることも忘れて、快適な生活をしていた。

 当人がそういう状態だから、夫は、私がド近眼であることを知らず結婚。
 「だ、だまされた~」と思ったに違いない・・・

 コンタクトレンズ使用歴25年を経過した頃からトラブルが多くなってきた。もともとアレルギーがある上、ドライアイ。
 夜、コンタクトレンズを外す時、レンズが目に貼りついて、はずしにくい状態や、疲れた時、目がひどく充血するようになった。

 その頃から、たまに右目の虹彩炎を発症。
 
 45才過ぎから、夕方早めにコンタクトを外し、眼鏡をかけるように。
 それでも、虹彩炎を起こす。それも頻度が多くなってきた。しかも、老眼になってきて、コンタクトでは、小さな字が読みつらくなってきた・・・

 コンタクトの上から老眼鏡

 50才過ぎて「もう、オバサンだし」と観念。遠出の運転、外出以外は、見苦しいド近眼眼鏡で生活することになり、数年経過・・・

つづく・・・
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カーナビと共に

2009年03月17日 | 雑感
 先日、珍しく兄が電話をくれた。
 「カーナビ要る?」
 「うん、要る要る
ってことで、車を買い換えた兄が、不要になった古いカーナビを、先週、佐賀まで持ってきてくれました。母と共に。
 で、しばらく、母がこちらに滞在です。
 
 家では活躍の場がない83才の母が、法専寺では張り切って、掃除、留守番をしてくれています。
 日曜日、母と二人で散歩兼ねて、大型ショッピングセンターへ。そこで、ご門徒Nさんご夫妻にバッタリ遇った時のこと。
 紹介を受けた母は、
 「(この子は)気がつかないことばかりと思いますが、よろしくお願いします」と、私のことを嫁に来たばかりの若坊守のように挨拶してくれた・・・
 いくつになっても、娘は娘。
 有り難いです。

 と、いうことで、私の車にもカーナビが付きました。これで、路上の迷子にはならない。 
 で、人生のナビは、もちろん、阿弥陀さまです。いつも、一緒。人生の迷子にならない。

 

 
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今年のバス旅行

2009年03月16日 | 行事・案内
 2年に一度の 法専寺仏教婦人会&仏教壮年会 合同のバス研修旅行。

 今年は、11月29日(日)
 行き先は、福岡県田川郡香春町のS寺さん と 下関・門司レトロ散策 となりました。

 田川のS寺坊守さんは、高校の同級生Aさん。Aさんとは、卒業以来会っていないのですが、同じ浄土真宗の坊守ってことで、たびたび電話でお話しています。
 先日、今年のバス旅行のことをご相談。快諾いただき、お参りさせていただくことになりました。

 まず、S寺さんに参詣、ご住職のご法話をいただいた後、下関へ。 昼食と観光して帰路につく予定。

 とても、楽しみです。

 ご門徒の皆様、ご参加お願い申し上げます。

 明日は、春の彼岸の入りですね~
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浄土真宗との出逢い その3

2009年03月15日 | 仏教
 また、昨日の続きです。

 向坊氏の質問に、ソナム師は、本心を語られた。
 一般の仏教徒の方々が、僧侶のソナムさんに対して、「お浄土に行けるようにお願いします」「病気を治してください」等々、言われ、一生懸命お勤めするが・・・本当に自分が経を読むことで助けられるのか・・・という思い
 また、自分は、いくら修行を重ね、いくら経を読んでも、煩悩を滅することができず、迷いがある ということを。

 その時、向坊氏がこう言われた。
 「そういう思いは、死ぬまでに解決しそうですか? 間に合いますか

 ソナム師は、その言葉に最初、カチンときて、場を離れ、いつものように瞑想の修行をされた。でも、浮かぶのは、向坊氏の顔とその言葉「間に合いますか」・・・

 ソナム師は、思い直して、向坊氏を訪ね、会話を続けた。
「あなたは、どういう意味で、そういうことを仰るのでしょう? では、あなた自身は、何の迷いも不安もないのですか

 「私は、何の不安も、心配も、ありません。 日本にも、800年前に、厳しい修行、学問を積んでも、なお、あなたと同じように悩んでいた僧侶がいたのですよ。そして、本願の教えに出逢われたのですよ」と、向坊氏が、親鸞聖人の話をされた。

 最初は、疑いのほうが大きかったソナム師だが、もっと、親鸞聖人の教えを知りたくて、来日。日本語の勉強から始め、中央仏教学院で「浄土真宗」を学ばれた。
 
 そして、今はカトマンズ本願寺所長を務められ、ネパールの方々に「浄土真宗」を説いておられる。

 「今は、心が、とても楽になりました」と、ソナム師。
 向坊氏との出逢い。「それも、向坊氏が英語が話せなかったら、このご縁はなかったし、今の自分はいなかった・・・」と・・・

 



 

 
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浄土真宗との出逢い その2

2009年03月14日 | 仏教
 昨日の続きです。

 ソナム師がネパールで知り合われた向坊弘道氏とは・・・

 向坊さんは、北九州市八幡西区のお生まれ。
 1959年、東京大学2年生 在学中、東京から車で帰省中、自宅まであと500mの所で転落事故。首の骨を骨折。首から下の全身マヒという不自由な体となられる。
 希望に満ちあふれていた青年にとって、耐え難い苦しみ。
「あの時死ねばよかった」「死にたくても、自分は(自死するために)動くこともできない」と絶望の苦しみにあった時、檀那寺のご住職がくださった冊子によって、親鸞聖人の教えに出逢う。
 以後、浄土真宗の教えを歓び、日本国内のみならず、広く海外でも活躍された方です。
 
 著書に「甦る仏教」「よみがえる人生」等、多数。


 ソナム師は、(車椅子の観光客と思った)向坊氏に、英語でチベット仏教のことをいろいろ説法なさったらしい。向坊氏はフムフムと聞いては、いろいろな質問をされた。そんなやりとりが続き、向坊氏がソナム師に尋ねられた。
「あなたは、それだけ仏教を学ばれて、今は、心は平穏ですか?何の心配もないですか?」
 
 つづく・・・
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浄土真宗との出逢い

2009年03月13日 | 仏教
 先日のビハーラ基本学習会 

 カトマンズ本願寺所長 ソナム・ワンディー・プティア師 の講演を大変興味深く拝聴いたしました。(流暢な日本語でお話くださいました)
 
 ソナムさんは1973年インド南部シッキム(ブータンとネパールの間)に誕生。
 
 シッキムやブータンでは、長男は家業を相続するが、次男は3才くらいから僧侶になるのだそうです。
 ソナムさんは、チベット僧であるお父様の下、3才から仏教を学ばれます。朝3時に起床し、3時間の勤行。午後も経をよまれる。
 もちろん、幼少の時は、意味もわからず、お父様の傍に座っているだけ・・・それでもウトウトしようものなら、バシンとたたかれる。
 
 12才の頃には、経典が全て頭に入っているとのこと。
 
 菩薩に成りたくて、山に入って修行される。3年3ヶ月の瞑想行をされる。食事は1日1回。
 しかし、修行が終わったら、すぐ煩悩がわきあがってくることに戸惑いがあった。「どうしたら、いいのか? 仏さま、ごめんなさい」の気持ちをかかえておられた。
 そんな時、日本から来た向坊氏との出逢いがあった。

 つづく・・・

 
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念仏の教え

2009年03月11日 | 仏教
 法然という人は、将来は比叡山を背おう逸材とうたわれた人物だった。その人が地位を捨て、栄達を捨て、一介の町の聖として人びとに教えを説く。
 万巻の経典や書物を読みつくしたあげくに、だれにもわかるやさしいことを語っているのだ。
 〈念仏ひとつですくわれる〉 
と。

 これは、きょうの五木寛之氏の新聞連載小説「親鸞」の一節。

 話は、比叡山であらゆる経典を読み、あらゆる修行をし尽くし、なお、心の晴れない絶望にある親鸞聖人が、比叡山を下りて、法然上人のもとを訪ねられる所です。

 私、まだ先日のS学会ご婦人との、実にマズイ応対を引きずっています・・・

 「ご近所さん」のコメントご助言にもありました。そして、今朝、この新聞小説「親鸞」を読んで、私は、上記のように応対すべきだった・・・と、あらためて、思ったのであります・・・・

 
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「劣っている!」

2009年03月09日 | 仏教
 先日、あるご門徒さん宅にお参りに伺った時のこと
 ご門徒さんご家族はもちろん、ご親族もたくさん仏前にお参りなさっていた。

 私、いつものようにお経の後、簡単な法話をさせていただいたのですが・・・
 法座が終わって、参詣しておられたご親戚の女性が、「質問があるのですが・・・」と切り出された。

 「お釈迦様は『法華経』を一番最高の教説と仰っているのですよね」 
 「はあ、法華経の信者の方は、そう仰いますね」と、私。
 「お釈迦様は、そう仰っているのですよ だから、それ以外の経典は、劣った方便の教えにすぎないのでしょう
 
 ああ、攻撃的なこの物言いからして、間違いなく法華経の信者さんだと、思いつつ・・・
 
「お釈迦様の説法に優劣はないと思いますが、仮に法華経を仏道における大学院生に対する説法とするならば、私は、幼稚園生のような、何も善を成し得ない存在ですので・・・
 奥様は、法華経をご信心ください。私は、この念仏の教えしか救われようがありません・・・」

 そのご婦人、勝ち誇ったように、周囲の若い人達に「ほら こちらは、大学院生の教えで、あっちは幼稚園生だって~」と、言い、後は聞く耳もたず、別室に出て行かれた。

 私、あわてて、「いえ、幼稚園生と申し上げたのは、教え自体のことではなく、『自分の自覚』の問題です。お釈迦様の教説に優劣などあるはずもありません。
 真宗の教えというのは、『自分の力で仏に成るような善を何も成し得ない』という自覚のもとにある教えですので・・・」

 まあ、その時には施主のご夫妻しか、聞いておられなかった・・・

 帰り、わざわざ見送りに出てきてくださった施主が仰った。
「失礼なことで、本当に申しわけありません。(その女性が)S学会に入っているものですから・・・」
「はい、S学会の方は『念仏は地獄に堕ちる』とか仰いますものね。」
「そうなんです。困ったもんです」と、施主。

 S学会女性への私のマズイ表現対応に自己嫌悪になりながら・・・
 でも、施主はS学会に傾いておられないことがわかっただけでも安心して・・・何だか、ヒドク疲れて帰宅しました。
 
 
 

 
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仏教壮年会

2009年03月08日 | 行事・案内
 昨夜は「法専寺仏教壮年会」の3月例会でした。
 通称、略して「仏壮」
 
 昨夜は、WBC韓国戦があったのに・・・
 晩酌しながら、ゆっくりTV観戦したい気分を振り捨てて、ご出席いただいた諸氏には、感謝感激でございました。

 例会は、いつものように「正信偈和讃」のおつとめ、「浄土真宗の生活信条」唱和、住職が「正信偈」の解説、話し合い、最後に「領解文」、「法専寺の歌」「恩徳讃」
 「正信偈」の解説は、今、七高僧の善導大師のところです。

 さて、
 新年度の総会は 5月10日 午前10時~ となりました。

 総会後は、門徒会館にて懇親会となりますので、車に乗らずにご参加ください

 新会員大募集中です 仏壮の仲間に入られませんか 
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池坊佐賀県連合支部花展

2009年03月07日 | 行事・案内
 佐賀県の池坊(いけのぼう:流派)花展が初めての試みですが、大型ショッピングセンターにて開催されます。

 佐賀県池坊K会支部長を務めて、超ご多忙の師匠(ご門徒のM・Kさん)は、もちろん、門下の者も生け花を出品させていただきます。

 K会とは、例えば自民党に会派があるように、華道教授のグループ集団があり、
佐賀県の池坊、数社中(グループ会派)の内の一つ。
 従って、M先生に師事している私めは、自動的にK会所属の会員ということになります。
 あ、この池坊の各派は、別に仲が悪いわけではありません。
 
 さて、この花展

 会期:3月27日(金)~30日(月)
 会場:ゆめタウン佐賀店

 ゆめタウンの両端(トイザラスとベスト電器)の間のメイン通路中央にズラ~リと作品が並ぶのだそうです。通常、生け花に関心のない方にも(買い物客に)アピールするための花展のようです。

 作品は27,28日の前期と29、30日の後期で入れ替わります。

 私は前期に出品します。
 27日は朝7時半から会場にて、花生けです。

 それで、このところ、花屋さんで花材を選び、出品の試作をしているところです。昨夜も師匠宅で同じ時間帯に習っている3人で、各人いろいろ生けていたら、帰宅が23時前になりました。

 25日からは、組内K寺さんの巡番報恩講も始まりますし・・・

 あ、その前にお彼岸も・・・
 仏教婦人会の総会資料(行事報告・会計報告)は、仕上がりました。(住職が昨夜、私が生け花に行っている間に、印刷紙を一人で綴じてくれていました)

 
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