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お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

花留 又木

2020年06月23日 | 雑感



梅雨の晴れ間、最高気温35℃超え。

田植え真っ最中の佐賀平野です。

さて、生け花のお稽古で、いつもように、剣山に花を挿すのでなく、
初めて、又木(またぎ)で花を留めて立てる生け方を教えていただきました。

 初めてでしたので、又木(V字型に枝分かれしているアケビの枝)の選び方、それを花器に入れ、固定する調整は
全て師匠がしてくださいました。
今回は菊を立てましたが、菊をあらかじめ切り整えておいて、手前(体先)から手で支えながら、後ろ(副)まで立てていき、
最後に菊の茎で十文字に留める。失敗したら、最初からやり直し。
私は、今回、ただ並べて立てただけ。
 師匠は、何回かやってみるとコツがわかると仰っていました。

 剣山などない時代は、華道の皆さん、又木で花を生けておられたわけです。
 現代は、剣山のみならず、自由花で使われる花留めのスポンジ状のもの など、いろいろありますが
又木に立てる古典の花が格調高いと伺い、一度は習っておきたいと思ってのことでした。
 
コメント
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