お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

御恩報謝

2018年06月01日 | 仏教
鹿児島から帰った翌日、長年お世話になってきたM.Tさんのご葬儀、三日参りでした。

 法専寺に嫁に来て間もなく、母、前坊守を失い、
何もわからない私(我流で「坊守」を務めてきたため、今もなお、お寺の常識が身についていない私ですが・・・)を温かく見まもり、支えてくださったご門徒さんのお一人です。

お若い頃は、いつもご近所誘い合わせて、法座にお参りくださっていました。

 もちろん、法名(ほうみょう:ブディストネーム・本山で受式され、仏弟子としてのお名前)もお持ちでした。

 こうして、お一人、お一人、長年お世話になってきた方と今生でお別れするのは、悲しいことです。その上、お世話になるばかりで、私は何のお返しもできていません。

 そして、これからも、尊い仏さまと成られた故人に対して、私なんぞ、何のお返しもできませんが、
できる限り、いや、できないだろうけど・・・気持ちだけは、仏さまに報恩感謝の心を忘れないよう、生きてゆきたいと
あらためて思ったことでした。

 南無阿弥陀仏

コメント
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