お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

年末大掃除に

2014年12月16日 | Weblog
昨日は、今年最後のビハーラ活動・K苑訪問でした。

 組内の若手住職・D師がおつとめ(勤行「らいはいの歌」)、ご法話は、同じく組内の住職・M師がつとめてくださいました。

 暮れの大掃除の時節ですが、昨日、ご法話で、聞かせていただいたことは、

 煤(すす)はきて
 心の煤は
 かえり見ず


の句です。

 周囲や人のことはよく分るけれど、自分のことが一番わかっていない と、しみじみ思います。
 自分の外見さえ、鏡を見ないとわかりません。それも、鏡に向かう時は、だいたい良い顔です。
自分が怒った時の顔もわかりませんし、自分の姿勢、歩き方など・・・2割増しくらいに若くてマシだと、自分では認識しているもの。

 外見さえ、そうなのですから、まして、心なんぞ、仏さまの智慧に照らされないと、認識しようがありません。

 大掃除で、煤をはらい、家中ピカピカしつつ、
ピカピカの仏さまの智慧によって、自分の心の煤も認識しなければ・・・気づかされなければ・・・
と、あらためて思わされた、年末に相応しい、ありがたいご法話でありました

 写真 ↑ は、ご門徒N氏(88才)が持参くださった、美しい見事な白菜。

 入退院を繰り返されつつも、「高齢だから」「病気したから」という言葉とは無縁のN氏。
自ら、軽トラを運転して、重~い白菜を運んで来てくださいました。
 本当に、私の周辺には、頭の下がる、すばらしい お手本が、たくさんおられます。
 感謝、感謝 

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする