お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

お見舞いの言葉

2012年08月02日 | 本紹介
町内公民館の市立図書館分室の新刊コーナーで
すてきな本を見つけました。

 三橋尚伸 著  「病」を包む、お見舞いの言葉  講談社

 三橋師は、真宗大谷派の僧侶であり、心理カウンセラーでいらっしゃいます。

 友人、知人のお見舞いに行き、何と声をかけたらよいのか戸惑うことがあります。
そして、励ますつもりで口にする言葉が、病床にある方を逆に傷つけてしまうことがあります。
 拝読し、なるほど・・・と勉強になりました。

 特に、著者の言葉

命は預かっているだけである
が、心に残りました。

 命は、期限つきで預かり、いつか(時期は、本人にはわからないけれど)お返ししなくてはならないもの。
 大事なものを預かったなら、大切に扱い、返す時がきたら、惜しみながらも無事にお返しする。
 その命をもらいもの、自分の所有物だと思うから粗末にしてしまう・・・

 そうです。
「いただきもの」ではなく「大切な預かりもの」の命を生きなければ・・・




コメント
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