お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

むなしくない人生

2009年06月29日 | 仏教
 昨日は、組の仏教婦人会大会が、H寺さんにて開かれました。
 さすが、H寺さん、週間予報では雨だったのに、雨降らず。ウチが会所の時は、ハンパでない大雨、竜巻騒動の時までありました・・・(やはり、住職、坊守の心がけが悪いから

 大会には、法専寺からは、コーラス会員の内8名とコーラス会員以外の女性3名の計11名でお世話になりました。

 私は、今だ風邪ひき・・・時々咳き込み、ノド嗄れひどく、夕方になると37.8℃程度の発熱状態が続くので、お集まりの皆さまに風邪を移しては大変と、マスクで参詣。
 佐賀県でもお隣の市で新型インフルエンザが確認されたばかりですので、半分冗談のように「新型インフルエンザじゃありませんが、風邪をひきました」と、言い訳・・・

 さて、その大会のご法話の中で、ご講師のJ寺ご住職が、ちょうど、一昨日ご紹介した親鸞聖人のご和讃

 本願力にあいぬれば むなしくすぐるひとぞなき
  功徳の宝海みちみちて 煩悩の濁水へだてなし

のお話をしてくださいました。

 阿弥陀さまの「本願力」(私たちを覚らせようと願われている御心・はたらき)に遇ったならば、むなしい人生はない
 阿弥陀さまの慈悲に包まれて、煩悩をかかえた私のまま 
 明るく強く、心が楽に 生き抜く力があたえられる

 人生に「仏教」がなく「自分教」の人ばかりだから、生きる意味を見失い「むなしさ」を感じる。
 毎年3万人を越える自死者の問題も 人生に仏教がないことと、無関係ではないだろう。

 生きる意味・・・
 いや、こうして、今、「私」が 生きていることは、ものすごい奇跡なんだ
どれだけの いのちのリレーをいただき、どれだけの恵みの中に生かされて生きてきたのか・・・
 
 生きているだけで、すごいんだ

 そういう主旨の尊いお話をいただきました。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする