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お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

念珠

2007年10月30日 | 仏教
 先日、片付けものをしていたら、房がクシャクシャになった女性用念珠が数個出てきました。
(「念珠が数個」と書きましたが、正式な念珠の数え方が、わかりません。 どなたが、ご存じの方、教えていただけませんか?)

 見つけたのは、安物の念珠ですが、珠の部分は傷んでいないので、房だけ取り替えてもらうべく、仏壇・仏具店へ。

 数日後、修理が済んで新品同様になりました。

 写真はご参考までに、左が男性用、右が女性用です。

 以前、何かの記念品として、男女念珠セットをご門徒の皆さんに差し上げた時、ある男性ご門徒がウチに電話をされて、

 「送っていただいた男性用の念珠に房がついてないのですが・・・」と、言われたことがあります。私は、意味がよくわからず、混乱したのですが、どうやら、その方は、男性用も女性用と同じような房が付いているもの と、勘違いなさっていることがわかり、ご説明、納得していただきました。

 念珠にどうして、男性用と女性用があるのか 私は知りませんが・・・男性用は珠が大きく、ひも状の房になっていて、女性用は珠が小さく、ふさふさと房が付いている。こういうことになっております。

 女性の方で、房の色を尋ねられることがあります。別に何色でも構いませんが、私個人的には、お葬式参列の時は、白房の念珠を使っています。普段使いのは、紫の房が多いです。

 ちなみに、糸が切れて念珠の珠がころがった時も、珠を拾い集めて、仏具屋さんに持参すれば、修理可能です。

 作法としては、
 念珠は法具ですので、聖典(お経本)と同様、畳の上(足で踏む場所)に直接置かずに、何かの上、何もなければ、ハンカチの上にでも置いてくださいませ。

 
コメント (2)
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