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お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

差定

2014年01月19日 | Weblog
 「差定」とは、「さじょう」と読み、法要の式次第のようなものです。

 昨夕は、組内(そない:法専寺が所属する近辺のお寺のグループ)の若手の法中(ほっちゅう:僧侶方)に、ご参集いただき、
当寺が3月に会所を務める「巡番報恩講」5日間の「差定」をご相談。

 それと同時に、「会係」(えがかり)もお願いしました。

「会係」とは、法要の責任者であり、指示者のような存在です。
 まず、法要のおつとめに先立ち、尊前のお飾りや、法具に不備がないか点検し、ロウソクに点火など、準備をします。
 後堂(本堂裏)で待機する出勤(勤行に出る)僧侶方に、時間通りに法要開始するよう時計をにらんで、合図。
 喚鐘の係が、
「カン、カン、カン・・・・」と鐘を打ち、
雅楽のCD(法専寺では生演奏はないので)が流れる中、法中さん方が、内陣に出仕なさいます。

 ウチの組では、会係は、若院さん(住職後継者)方が、つとめてくださっていましたが、
次々、継職なさって「住職」さんになられましたゆえ、「若院」さんが少なくなりました。
 なので、若手ご住職方にも、お手伝いお願いしなくてはなりません。

 ちなみに、組内住職で最長老は、初期高齢者の夫です。
 

 
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子へ孫へ

2013年12月24日 | Weblog
着物好きの母が、私の嫁入り時に大量に持たせてくれた和服。

 ウチは、娘が二人なので、私の若い時の着物を正月に着せていますが・・・

 それでも、この先、娘達も絶対着ないであろう派手な羽織(タンスの肥やしか、はたまた、捨てられるだけであろう)を2枚使って
3才の孫娘用の和服にリサイクル。

 お裁縫もダメな私ですから、仕立ては、専門家にお願いしました。

 母が作ってくれたものを
子から、孫、ひ孫に・・・

 仏法・人生を生き抜くための、大切な みほとけの教え
仏さまの御心も、子から孫、ひ孫へ・・・

 つなげてゆきたいと、しみじみ思います。
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師走

2013年12月14日 | Weblog
 12月に入ったと思ったら、早、中旬。寒くなりました。
我が家は、また、風邪引きさんが、増えております。(私も、いささか風邪気味)

 さて、先日は、総代の会計さんが、今年最後の会計整理においでくださいました。
明日は、暮れの おみがき(仏具みがき)と 境内清掃です。

 この数日、悲しいことに、ご高齢のご門徒さんが立て続けにご往生なさって、住職共々バタバタしています。

 ここ最近、8月に、二人目の孫が誕生し、老母が佐賀で生活するようになって以来ですが、毎月1回、夜、楽しみに出ていた勉強会も
ビハーラ活動も
すっかりご無沙汰しております。
 関係各位、すみません

 午前中は比較的出やすいので、
毎月2日の坊守勉強会には、出席させていただいています。
 
 老母のリハビリは、なんだかんだ言いながらも、頑張って
今は、歩行器で、歩けるようになりました
 
 元気に正月を迎えられそうです(と、思います)

 さあ、来年3月、後3ヶ月後に迫った、巡番報恩講の準備が加速してゆきます。
いささか、くたびれてきた身心に気合い入れねば・・・
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認知症

2013年11月13日 | Weblog
認知症って、だんだん進むと、ボーと、何もわからなくなり、本人は楽なんだろう・・・なあんて、思い込んでいました。

 でも、実際、老母に、いささか認知症状が出て、
本人に接し、また、認知症に関して、話を伺ったり、本を読むことで、
私の認知症に対する無知・誤解に気づかされました。

 一口に「認知症」と言っても、いろいろな認知症があり、その症状も、症状の変化も1人ひとり違うてことを。

 母の場合は、たった今、聞いたこと、言ったこと、したことを忘れる・・・ってこと。
思い込みが多いこと。

 医師にまず、アドバイスされたのは、そんな時、イライラして「何度同じことを聞くんだ~」なんて、責めるのは、厳禁。

 認知症でも、感情は豊かだからです。
 本人は不安なのですから、傷つきやすい。

 母は、わずか数分の間に同じ質問を何度も繰り返します。
母の場合、耳が遠いので、私は、大声で、何度も同じ答えを繰り返します。(同室の患者さん方のほうが、私のスケジュールを覚えておられたくらいです

上記写真の本は、62才の漫画家さんが、認知症のお母様との日々を描かれたものです。
 岡野雄一 著 「ペコロスの母に会いに行く」

 「ペコロス」は、岡野氏のペンネーム、意味は「小たまねぎ」(体型と頭から付けられたそうです)

 長崎弁でつづられた、おかしい、でも、泣いてしまう漫画です。

 

 
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おかげさま

2013年06月10日 | Weblog
 かみどころじゅうすけ さん の
おかげさま」という詩です。

 夏がきたら 冬がええといい
  冬になりゃ 夏がええという
 
 太りゃ やせたいといい
  やせらりゃ 太りたいという
 
 忙しけりゃ 暇になりたいといい
  暇になりゃ 忙しい方がええという
 
 借りた傘も 雨があがればじゃま
  金を持ったら 古びた女房もじゃま
 しょたい持ったら 親さえじゃま
 義理も人情も愛情も両親も
  肉親の情もあればこその世の中となる
 
 誰も彼も どこもかしこも かさかさ
  かわききった あじけない この頃
 
 衣食住は昔に比べりゃ 天国やが
  上を見ては 不平不満のあけくれ
  隣を眺めてはグチばっかり
 
 なんで自分をみつめないのか
  静かに考えてみるがええ
 
 一体 自分てなんやろうか
  
  親のおかげ 先生のおかげ 世間さまのおかげ
 おかげの固まりが 自分やないか
 
 いくら長ごう生きても
 幸せの ド真ん中に居ても
 おかげさまが 見えなけりゃ
 一生 不幸
 
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良い悪い

2013年05月10日 | Weblog
 きょうは、久々の雨です。

 先日、K園訪問の折、K寺ご住職の法話で聞かせていただいたことを思い出しました。

 連休中はずっと雨が降らず、「良い天気」(絶好の行楽日和)だったのですが

 私たちは、何事も、自分の都合で、良いとか悪いとか言う
 天候も、そうです。
 連休中、行楽地にとっては、晴れが「良い」天気でしょうが
 屋内商業施設にとっては、雨のほうが「良い」天気なのかもしれない。
 
 
 さて、きょうは、
出かける人にとっては、「悪い天気」でしょうが、
植物にとっては、久しぶりの恵みの雨で「良い天気」なのでしょう。

 良い、悪い の前には、必ず「私の都合に」「○○にとって」という言葉が、省略されているように思います。

 写真 ↑ は、若夫婦からの「母の日プレゼント」の切り花。有り難いことです。

 



 写真 ↑ は、10年以上前にもらった鉢植えカーネーションを庭に植え替えたもの。
こちらも咲き始めました。
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87

2013年05月02日 | Weblog
母の87才の誕生日に、母娘二人で古湯温泉(ふるゆおんせん:佐賀市富士町)の老舗旅館Kに。
 ウチから車で1時間弱。佐賀市の北部・山間部の歴史ある、風情、人情豊かな温泉地です。
私も日常を離れ、贅沢なひとときを過ごさせていただきました。

  6年前、父母を招待し、総勢7名で宿泊して以来の訪問。(その年末、父が往生いたしました)

 写真↑ は、旅館が母の誕生祝にと、サービスしてくださったデザートです。

 老母は、ときどき、身体の痛みを訴えますが、たぶん、「早くお浄土参りしたい、気の病」による不定愁訴であって、身体そのものは元気。
 歩幅が20cmくらいのすり足なので、ゆっくりですが、自分の足で歩きます。手摺があれば、階段も上り下りできます。
 若い頃は小食だったのに、今のほうが、食欲旺盛、よく食べます。

 直方にいると、気は楽だけれど、自由で、寝てばかりいるので、具合が悪くなる・・・
 佐賀に来ると、気が紛れて、身体の不調は軽減するのもの、「娘の嫁ぎ先に迷惑をかけて申し訳ない」という精神的負担感がある・・・

という、ジレンマで、「早く死にたい」と、思うようです。

 今はまだ、食事も、トイレも、入浴も自分でできるのですから、
私たちは、ちょっと目をかけ、ちょっと手をかけるだけで、何も負担を感じていないのに・・・
本人は、相変わらず、「迷惑かける、迷惑かける」と言います。

 人の世話をするのはスキで、気分いいけど、人に世話されるのはイヤで、申し訳ないと思う気質は、いくら励ましても、変わりません。

 「いのち」ある限りは、「死を待つ」虚しい生き方でなく、明るく生き抜いてくれたら・・・
と、兄家族もウチの家族も願い、
老母の直方と佐賀を行ったり来たり生活が続いています。
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総代会

2013年04月14日 | Weblog
きょうは総代役員会でした。
毎年4月29日に降誕会(4月8日のお釈迦さまと5月21日の親鸞聖人のお誕生日をお祝いする法要)と門徒総会を開いていますが、その準備と来年3月の巡番報恩講に向けて具体的な話し合いをしていただきました。

役員さん方、よろしくお願いします〓
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暮れのお参り

2012年12月27日 | Weblog
昨日、きょうは、気温が低いながら快晴。
大洗濯、布団、座椅子、座布団などなど日干し、しつつ、墓参り客の応対。
きょうTさんのご葬儀。で、また、ご門徒Mさんの突然の訃報。〓
バタバタ、動き回っています。

さて、墓参りだけみえて、庫裏に寄ってくださらない方もいらっしゃるのですが、暮れの寺報、法語カレンダーなど差し上げますので、庫裏にも声をかけていただけるとありがたいです。
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夏から秋へ

2012年09月21日 | Weblog
 明日は、秋分の日
 秋の彼岸中日(お彼岸一週間の中日)でもあります。

 ここ数日、夜明け前、タオルケット1枚では肌寒いほど気温が下がります。
 
 ↑写真は、クリークをはさんで駐車場から見た法専寺。
 
 ヒマワリの横に、コスモスが咲き始めました。

 ↓写真  境内の彼岸花は、まだ、咲いていません。



 明日は、午後1時半より、秋彼岸中日法要を勤修します。
 
 ご参詣をお待ちしております
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