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ニッポン放送の筆頭株主となったライブドアの株式占有率を下落させるために、フジテレビは「ニッポン放送の新株予約権を取得した」と発表。現在40%に達しているライブドアの株式占有率は20%以下になってしまう。

「時間外取引」という奇策に、背に腹は変えられない「新株予約権」という逆襲にでた両者。自民党は、フジテレビ側に立ってライブドア排除の法改正を矢継ぎ早に用意するという。「メディアを外資に支配させるな」という声に当惑したのは、私だけではなかったようだ。

「ライブドアはリーマン・ブラザーズという米国資本のハゲタカ・ファンドをバックに買収劇を演じたが、こうしたハゲタカ・ファンドに『日本の資本を自由に食べて下さい』と開国すたのが、対米追従の小泉路線だ。その結果、身内のピンチを招いた。小泉首相の先見性のなさは度し難い」(東京新聞『こちら特報部』政治評論家の森田実コメント)

まさに本質を射抜く言葉である。小泉氏のお得意セリフの「買収を許した経営者の自己責任」への言及はどこに行ってしまったのか。イラクで人質になった若者には冷血漢で徹し、身内にはルール適用せず試合途中の法改正さえする。小泉氏の嫌いな新聞社やテレビ局なら「ルールはルールなんですねえ」なって言いそうだな。


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