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昨夜,熱気とともに始まった「この夏の戦い」
政治
/
2010年03月27日
左から服部良一さん、阿部知子さん、辻元清美さんの激励を受ける(3月26日主婦会館)
昨夜は午後6時から四ツ谷駅前の主婦会館プラザエフで、保坂展人と元気印の会の緊急総会「この夏、全国で戦います」が開催された。全国的で系統的な組織を持たない私の唯一の組織とは全国後援会「元気印の会」だ。1996年に設立され、当初は「2000人の会員が年間5000円の会費を支払って1000万円の活動資金をつくる」ことが目標だったが、継続は力なりで約10年をかけて目標を実現した。また、総選挙があった昨年は、会員と非会員(カンパはするけど入会はしない)の人たちが、昨年は2000万円を超える会費・カンパを納入してくれた。
昨年の総選挙で議席を失いながら、「市民の力」「個人献金」で支えられている政治活動の基盤が強化されてつつあることに感謝をしたい。この支えがあったからこそ、小選挙区の激戦をたたかいぬくことが出来た。そして、総選挙後も事務所を継続し、政治活動を続けることの基盤となった。
ただ、市民の自発的なグループとネットワークは、当日その瞬間になるまでいったい何人が来てくれるか判らないという特徴を持っている。昨日は、開始15分前までは40~50人だったが、続々と入場の列が続き、最期には200セットつくった資料がなくなった。報道関係も含めれば、240人ぐらいの人が集まってくれた。何しろ公認決定が3月18日である。それから8日間でよく集まってくれたと胸が熱くなった。
「保坂展人の姉」として、どうしても国会に戻してほしいと訴えてくれた阿部とも子社民党政策審議会長。「普天間問題」が緊迫している中で、報道陣が多かったのも何かニュースに出来る発言をひろいたいということだったようだ。「沖縄県内移設」だけは絶対にダメという決意を表明してくれた。
辻元清美国土交通副大臣も駆けつけてくれた。第1回ピースボートを1983年に一緒にやった仲だと紹介。「私は事務局長、保坂さんは企画隊長だった」とふりかえる。その後、96年に一緒に衆議院議員になり、山あり谷ありの厳しい時期も活動を共ににした。「いまや与党内で仕事が山積み、早く戻ってきてくれ」とエールを送ってくれた。近畿ブロック選出の服部良一さんも「保坂さんが国会に必要」と山内徳信参議院議員の秘書として見てきた1年半の活動を紹介、また照屋寛徳社民党国会対策委員長からも心のこもったメッセージをいただいた。
ようやく、スタートとした。まだまだスケジュールを埋めるのはこれからだけど、多くの人に集まってもらって励まされると元気が出る。集会後、二次会に顔を出して、『朝まで生テレビ』のスタジオへ。いつもながら、普天間問題や日米安保を議論した。終わってみると、あれこれ反省点も残る。普天間問題は、ほとんど深堀り出来ない議論となってしまったのが残念だ。「話題設定」そのものを変えたいのだが、なかなか難しい。アメリカの言うままに外交・安保で従属していたら「健全な日米関係」で、日本が何かを主張すると「不健全」という感覚は理解できない。
沖縄は怒っている。官邸が温めたと言われている移設案は、沖縄が受け入れようもないものだ。アメリカもNOだろう。もちろん、社民党も認めない。こうした状況のままに、3月末に政府案として決定するのは無理だろうと思う。4月25日には、県民大会が行われる。95年少女暴行事件の8万5千人の規模を上回る大きな結集が準備されている。
私も昨日は、沖縄現地と連絡をとりながら大きなマグマが動いていることを感じた。
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