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昨日、日本武道館で行なわれた政府主催の戦没者追悼式で「追悼の辞」を述べた河野衆議院議長だが、隣に座っていた安倍総理を痛烈に批判し、「戦後レジームの脱却」などの言動を忌避厳しく批判する内容を述べた。「私たち日本国民が、62年前のあまりに大きな犠牲を前にして誓ったのは「決して過ちは繰り返さない」ということでした。そのために、私たちは一人一人が自らの生き方を自由に決められるような社会を目指し、また海外での武力行使を禁じた「日本国憲法に象徴される新しいレジームを選択して今日まで歩んでまいりました」と語り、さらに改めて河野官房長官談話を継承するように「また、私は日本軍の一部による非人道的な行為によって人権を侵害され、心身に深い傷を負い、今もなお苦しんでいる方々に、心からなる謝罪とお見舞いの気持ちを申し上げたいと思います」とつけ加えるのも忘れなかった。

 民主党から就任したばかりの江田五月参議院議長の挨拶にまして、河野衆議院議長は安倍政権の「美しい国路線」に警鐘を打ち鳴らした。「戦後レジーム」を打ち捨てようとして政治的情熱をなおもたやさない安倍総理に対しての「直言」と感じた。



 

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