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 群馬県戸倉ダム建設予定地取材から帰ってきた。永田町を離れたことと『週刊朝日』やテレビの取材もあって、全国各地11月までに、群馬県の八ッ場ダム現地に2回、戸倉ダム建設予定地に2回、沖縄・泡瀬干潟、福岡県豊前市の東九州自動車道、長崎県の諫早干拓と石木ダム、秋田県の成瀬ダム、北海道開発局の釧路川蛇行化事業(北海道庁で取材)と飛びまわった。公共事業チェック議員の会で蓄積した経験や情報を土台にして、しばらくは鳩山政権の「公共事業の見直し」が、この国の体質転換をはかることが出来るのかどうかを検証していきたい。

 戸倉ダム建設予定地のレポートは12月2日(水)のテレビ朝日『スーパーモーニング』で放送予定。(大きな事件、事故などない限りは)、「諫早・石木ダムルポ」の『週刊朝日』の5回目は、来週発売号に掲載予定だ。今週からは、死刑制度にかかわるシンポジウムに3回連続して出席し、また教育問題のシンポジウムも2回続く。児童ポルノ禁止法についての議論も始めることになり、「かんぽの宿・郵政民営化の検証作業」も本格化する予定だ。

 とりあえず、2009年7月まで衆議院議員として取り組んできたことの延長線上に今の仕事があるわけで、新たなテーマをまだ開拓しているわけではない。まだ、着手していない残された大きなテーマのひとつが雇用問題だ。昨年以来の不況に加えて、急激な円高で雇用・経済が危機的状況にある。とりあえず、現政権からのメッセージは「無駄の削減」だが、「雇用の創出」は、もっとダイナミックな対策が必要だと思う。「さらばコンクリート」の次には「こんにちは人間」が見えてこなければならない。

 明日から12月、いよいよ鳩山政権も100日目を迎える。御祝儀相場はまもなく終わり、「政権交代」の真価が問われる時期に「予算編成」「第2次補正」の詰めの議論が行われる。現場からの声をきちんと届けることと政策に編み直す役割を、ささやかながら担っていきたいと思う。


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