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カーラジオの中から太田農水大臣が辞任したというニュースが流れてきた。今頃、辞任する大臣の後任  は町村官房長官が兼務するという。来週の24日には、臨時国会が召集されて自民党新総裁が首班指名を受けて、新内閣が組閣される。それまでわずか5日しかない。それでも、次期内閣で続投する可能性は皆無の太田大臣が「責任を取った」という形を示すことで、次の農水大臣に責任追及の矢が飛んでいかないようにするという計算が働いたのだろう。まず事務次官が辞任して、大臣が辞任したという順序も逆ではないかと思うが、「ジタバタしている」農水省であり、政府・与党である。

だいたい、汚染米問題の被害はどこまで拡がっているのか。その責任はどこにあるのか。汚染の基準値が緩すぎるという問題点はないのか。家畜に与える飼料が汚染されている危険はないのか。検証しなければならないことが山ほどある。たとえ5日間でも専門の大臣を置くべきだが、「ジタバタ解散」の与党にその責任感も自覚もないと言えるだろう。

鈴木宗男さんが国民新党と会派を共にする手続きをされたというニュースが届く。下地幹夫さんも入っているので、衆議院では社民党と同じ7人となった。議席が隣の亀井久興さんと話したら「民主党との合併」には一貫して慎重な立場だった。解散・総選挙に向けて、すべてが動き出して加速している。そんな事情で今日は、いつもより短い「どこどこ」となった。

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