TOP PAGE BLOG ENGLISH CONTACT




 今日は、相当の強行軍で昼に長野県の大鹿村に入り、リニア関係の視察を終えた後で、車座集会。そして、飯田市に移動して「普天間集会」と続いた。夜のニュースをみていると、ほんのわずかだが、テニアン市長らが国会内で記者会見している模様が紹介されていた。この動きをコーディネートしてきたのが、森原秀樹(社民党参議院東京選挙区候補)だ。今日は、彼のブログを紹介しておきたい。

〔引用開始〕


「沖縄の思い」を胸に…ここ2日がヤマ場。(森原秀樹


普天間移設問題の「5月末決着」に向けて、連立与党内の協議が加速している。

とにかく、ものすごいスピードで情報が乱れ飛ぶ。瞬時の判断によって沖縄の人々の運命が左右されてしまう。現行日米合意での年内決着先送りをかけてたたかった昨年11月末、官邸の沖縄基地問題検討委員会への移設案提出をめぐってたたかった3月を経て、政権交代以来最大の緊張感。なんとしても辺野古への新基地建設・県内移設を防ぐために、党一丸となって頑張っている。スピードに負けないよう、全力で先回りをしてくさびを打ち込み続ける。いまこそ、たたかい続けなければいけない時だ。

報道されている(両外務・防衛相の)共同声明には「名護市辺野古周辺」を明実行する日本政府対処方針には具体的地名を書かないとの方向のようだ。「対処方針」なるものが閣僚の署名を要するものになるかどうかは不透明。鳩山総理は閣議開催にこだわっているという情報もある。閣議は28日(金)朝の見通し。その前に連立3党の党首クラスによる基本政策閣僚委員会で確認がなされる。閣議を必要としない両国外務・防衛相の共同声明に「名護市辺野古周辺」が明記される方向は間違いないようだ。なんとかしてそれを覆して、政府対処方針にも具体的地名を表記させずに、今後もぶれずに与党内で闘い続けられる道はないものか。

政局絡みの報道ばかりが溢れているが、あくまでも、「沖縄の思い」を腹に据えて頑張る時だ。

北マリアナ連邦・テニアン市長らの記者会見は無事終了した。福島党首はじめ社民党議員との会合、沖縄等米軍基地問題議員懇談会の会合(民主党議員中心)も行なった。結局、準備を手がけたこともあって、通訳と会見の進行まで務めさせて頂いた。UST中継しなかったことが悔やまれる。

4月16日(上院)、同30日(下院)での普天間基地誘致決議を携えた来日した一行は、明確に「普天間基地の移設先としてテニアンを」と言った。「テニアンに移設すれば、沖縄、日本、テニアンの人々みんなが幸せになる」とも。通訳はなんとか…。英語は使い続けないとすぐに錆びる。

繰り返しになるけれど、鳩山総理は5月4日の名護市長との会談時に、「将来的にはグアム・テニアンへの全面的移設もあり得るが…」と明言した。総理は、「勉強すればするほど、在沖縄海兵隊の抑止力の必要性が分かった」と述べているが、私としてはまったく逆で、この数ヶ月間、勉強すればするほど、沖縄に海兵隊がいなければならない理由はないことを確信した。「将来的には…あり得る」のであれば、沖縄に、恒久的な基地を造らねばならない必然性はないはずだ。

「国外移設」は非現実的だとする政権中枢に、テニアンからの声をしっかりと届けて、ぎりぎりのところまで、社民党がぶれずに頑張り抜けるよう全力を尽くしたい。

〔引用終了〕






  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« 佐世保で知っ... 沖縄、辺野古... »