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 昨夜、いや今朝は一晩が短かった。明け方の5時に帰り、7時には次々とかかる電話に御礼を言うのに忙しかった。

 しばらくすると、報道各社からのインタビューの申し入れがあり、今回の東京ブロック比例代表で自民党が「圧勝」したことて名簿登載者が全員当選してしまい、本来ならもうひとり当選できるのに誰もいなくなったため、配分された議席が社民党に与えられたという点に質問が多かった。

 比例代表選挙は、政党が届け出る名簿搭載順に当選者が決まる選挙である。何人の候補を出すのかは、政党の判断であるということに尽きている。自民党の選挙常識で予想されるマキシムのレベルで候補者をそろえたが、小泉旋風はすさまじく「想定外」の圧勝だったということだろう。小選挙区の落選者は、東京18区で菅直人と競い合った土屋正忠氏たったひとりだけだったからだ。

 乱世や戦国時代には、いろんなことが起きる。小泉自民はパーフェクト勝利をほぼ治めたが、ちょっとだけうまくいかないこともあったというのが東京比例区の今回の出来事だったのだろう。その間隙を突いて、社民党に議席が配分されて30万票の志が形になった。

 いま、この件でテレビインタビューが次々と来るようだ。続きはまた。

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