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 ライブドアのニッポン放送株の35%取得によって、「フジテレビ支配か」との衝撃が走った。ほりえもんは,いまや青少年のヒーローである。「カネをもうけて何が悪い。株を買って発言権を得るのは当然だろ」という主張に、この時代を感じさせる。ライブドアの球界進出はかなわなかったが、プロ野球の「1リーグ制」へ移行することを強引に進めようとしていた西武の堤オーナーは、いまや「水に落ちた犬は叩け」とばかりにスキャンダルの集中砲火と捜査当局の逮捕に脅えている。

 新興勢力であるライブドアが、どうやって800億の株取得資金を調達したか。ここには、外資の影や様々な思惑も働いているに違いない。そこは、差し引いても、フジテレビの「徹底抗戦」はいただけない。どのテレビ局も「既得権」にあぐらをかいて、新興勢力の登場を旧郵政省とつるんで阻止しているこの現状は打破されるべきだ。ほりえもんが荒っぽくとも、外資の思惑があっても、鎖国的権威主義で「徹底抗戦」するのは、歴史の針の逆まわしではないか。へ 


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