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 梅雨のさなか、今朝も雨足が強い。今日は、6年前に死去した父の墓参に出かけてくる。父の時代には、定年退職は55歳だった。その年齢まであと3年、足元をみつめて静かに考えてみる時間がほしい。国会が閉会すると、いくらかの時間がみつかるかと思っていたら、先週は、志布志事件調査団、山鳥坂(やまとざか)ダム・内海ダム視察団と3日間の強行日程の後は、国会でのヒアリングや各メディアのインタビューなどに応じて、なお地元での街頭演説や集会開催などでアッという間に1週間がすぎた。

 昨年1月に通常国会が始まってまもなく、都知事選挙・統一自治体選挙を経て7月29日投票の参議院選挙があった。

 この与野党逆転で、安倍政権下での「強行採決中毒国会」が転換した。何でもかんでも「新方式」と称した「力の国会運営」は、国民から強い批判を受けたのである。憲法改正の声もトーンダウンして、逆に「憲法上銘記されている『再議決』」に注目が集まった。参議院に送付された法案が60日を経過してなお議決されない時に、「参議院が否決したものとみなす」決議を通して、「3分の2」の多数を与党が持つ衆議院で再議決をするしか、道はなくなった。

8月に特別国会が数日開かれて、8月下旬には今年の1月中旬まで続いた「臨時国会」が召集された。そして、安倍内閣の内閣改造後に何日もたたないうちに「ドタキャン辞任」で空中分解。そして、福田政権のスタートとなる。インド洋への給油支援を継続する「テロ特別措置法」は1月に「再議決」で成立した。臨時国会が終了してたった2日を挟んで今年の通常国会が開会した。私の実感では、1年半の「通年国会」が続いた。その間、国会にはりついて1日も休まずに働いてきた。今日の墓参りも、久しぶりである。





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