朝9時から夕方5時まで、衆議院教育基本法特別委員会に座り続けた。最後の30分間で、安倍官房長官・小坂文部科学大臣・猪口少子化・男女共同参画担当大臣・塩崎外務副大臣に聞いた。自民・公明案、民主党案ともに「愛国心」をうたっているために、根本的な疑問をぶつけているのは私と共産党、そして民主党の一部の議員にすぎない。今朝の新聞は、「教育基本法この国会では継続へ」(読売新聞)と書いているが、連日の長時間審議にめげずにどんどん本質的な議論に切り込んでいきたい。
引き続き、ネット提言を募集していくことにする。明日は、午前9時から12時までの3時間、小泉総理が出席して「基本的質疑」を続行する。明日の私の質問予定は、11時40分～12時までの20分間なので、ぜひインターネット(衆議院ＴＶ)でチェックしていただきたい。
共謀罪については、多くの新聞が与党はこの国会では成立を断念し継続へと書いているが、なお細く険しい道であれ与党側は「可決・成立」を狙っている。民主党の修正要求を法案「附則」の形で盛り込むことが新たに提案されたようだが、明日の夕刻4時半メドに理事会が開かれる。水面下では、大幅な国会延長がないことをめぐってさまざまな動きがあり、民主党案への大幅な譲歩も予想される。
審議すればするほど疑問が尽きない共謀罪をあわてて「やっつけ仕事」で成立させてしまってから、後で問題点に気づいても後の祭りだ。社民党としては廃案の主張で一貫しているが、この国会での成立はあきらめて、議論を尽くすことを与党側に要求していく。
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