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新宿駅東口午後7時。青い旗、青い布やスカーフが波を打っている。ヘリコプターが上空を何台か巡っている。数えてみたら、7機もいた。東西対決の双方を空から撮影しているのだろう。あの「政治の季節」と言われた1960年代、新宿は「若者の街」と呼ばれ、西口には毎週土曜日の夜に「ベトナム反戦」を歌うフォークゲリラが現れた。ゴールデン街に行けば、徹夜の議論につきあうこともあった。新宿の街は、それぞれの「青春」を飲み込んで吐き出していく情熱を消化する巨大な胃袋だった。1967年に20歳だった若者たちは、40年経った今年で60歳となったか、その直前にいる。「団塊ネット」の旗もたなびいている。 . . . 本文を読む

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