事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

今月の名言 2014年11月号PART1 一夜城

2014-11-28 | 受験・学校

Lady Antebellum - Need You Now

2014年10月号「おとなのけんか」はこちら

11月は名言がことのほか多かった。ということで二号にわたって特集します。

◆そもそも教職員には「御上意識」が根強いように思われる。なぜ学校に行くことを「登校」と言い、学校から帰ることを「下校」と呼ぶのか。学校は、あたかも藩士が「登城」「下城」する城のようではないか。御上意識が強い校長だと、保護者たちの声に耳を傾けず、「学校王国」を一夜城のように築く。
内外教育11月18日号「コミュニティスクールの義務化を」より

……あ、と思わされました。この観点から考えれば“不登校”という言葉に違った色彩が感じられませんか。もちろんコミュニティスクールという存在には賛否はあるだろうけれど、否定する論拠が御上意識に発していないかは検証すべきだと思う。

◆「とにかく抜かすことしか考えていなかった」
 AKBには暗いんだけど、チームの一員が静岡県中学駅伝で区間2位の走りをみせたそうだ。で、男子で区間賞をとった選手がこう発言。静岡では「抜く」を「抜かす」と表現するんだろうか。なんか、かわいいぞ。

◆「我々の祖先は無謀なことをアイヌの人にやってきてはいない。自虐的な歴史を植え付けるのはいかがなものか」
 北海道議会決算特別委員会における小野寺秀(まさる)議員の発言。近ごろ流行りの自虐史観をぶっとばせの一環か。この人は他にも「アイヌ民族が先住民族かどうかには疑念がある」などと言いたい放題である。こうした発言が、ある程度効果的であることが残念ながら近ごろあらわになっているわけで、どうにも息苦しいことではある。

PART2「劇的に失敗する政治」につづく

本日の一曲は、カントリー界のバービーボーイズ(笑)、レディ・アンテベラムの「Need You Now」

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