事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

勝手に人生相談Vol.29 自虐の詩

2019-10-19 | 日記・エッセイ・コラム

Official髭男dism - 宿命[Official Video]

Vol.28「スナップショット」はこちら

40代主婦。「面倒くさいことは一切しない」という夫に従ってきたことを反省しています。

4人家族で子どもが2人います。夫はお金にルーズで、自分の飲み代やギャンブルへと自由に使ってしまいました。子どもたちの学費は私のパート代と結婚前の貯金で捻出しています。

夫は最近、糖尿病からくる目の病気で、左目はほぼ失明状態となり、右目も先日手術をしました。病気を考えた食事を出してもはねつけ、食生活を変える気はありません。我が強く、私に不平不満をぶつけます。夫の暴力は以前ありましたが、最近は落ち着きました。

仕事ができなくなった夫はカードローンを抱えています。生活費や医療費、教育費は私が担っています。

何もしない夫の面倒を今後も私がみるのかと思うと、いかに自分が弱く、そして物事の善悪を夫に伝えずに流してしまっていたことを反省しています。

私の自業自得ですが、不安ばかりです。何か今、私がすべきことがあれば教えていただければ幸いです。(神奈川・K子)

まず、区役所に行ってください。どこが窓口になっているか、案内で確かめ、書類を1セットもらってきてください。離婚届、と言えばすぐに担当者が渡してくれるはずです……という話ではないんですよね?

なにしろあなたは、夫が「金にルーズ」なのも「生活費を入れない」のも「暴力をふるう」のも自分の責任であるかのように考える人のようだ。利害関係も思い入れもない立場の人間からすれば、子どものことを考えても離婚が最良の策だと判断できるのに、そうもいかないぐらいにあなたは夫のわがままに慣れすぎている。業田良家の「自虐の詩」を地で行く展開。

あるいは、自分が夫ときちんと対峙することによって、誰かに迷惑がおよぶと心配しているのかもしれない。でも言わせてもらっていいですか。この質問はどう考えても“過保護の母親が不出来な息子に対して悩んでいる”ものです。あなたは母親ではなく、夫は息子ではありません。そのことをお忘れなく。

本日の1曲はOfficial髭男dism「宿命」。このグループ名はなんとかならなかったんですか(笑)

Vol.30「勉強したい。」につづく


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