事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

真田丸 第三十四回「挙兵」

2016-08-28 | 大河ドラマ

第三十三回「動乱」はこちら

前回の視聴率は18.0%。オリンピックで沸き立っているときなのに意外に健闘した。というか、わたし、ものごころついてから、今回ほど物理的に見なかったオリンピックはないかも。

あ、1980年のモスクワがあったか。あの、テレビ朝日の寝業師がしかけた騒動(独占放映)は、もののみごとに失敗に終わっている。前回の石田三成によく似た経緯。アメリカが家康で三成がソ連ですか。

マスコミは大騒ぎしているし、感動する名シーンも多かったリオ。でも、視聴率的には盛り上がらなかったのが正直なところ。時差12時間はやはりつらかったし、視聴者を長い時間拘束できるマラソンがあの始末では……わたし、卓球ばかり見ていた印象。

さて真田丸。いよいよ関ヶ原に向けて動き出す。

・福島正則、加藤清正らが三成をつるし上げようと画策し、真田兄弟が意地を見せる。

・信繁に「家来になれ」と強要する家康。全国で20万人ぐらいが、ああめんどくせー、ここでお互いが刺し違えていればと思ったはず。

・いつも苦虫を噛みつぶしていた直江兼続(村上新悟)が「直江状」を家康に叩きつけることで上杉と徳川が決裂。

……これからドラマ的に利用されるであろう伏線が続々と。なにごとかを清正につぶやく三成。秀頼に三成が送り、真田が育てることになる桃の木。恋愛体質バリバリだったことが明らかになる信繁の正室(笑)とか。

ブラウン管(死語)の外では、信繁のお母さんがえらいことになっている。だいじょうぶ、あなたの家族は(旦那は前からだけど)食えない野郎たちになっていますよ。マスコミごとき、軽くあしらってくれるでしょう。あの兄弟たちはなにしろ、お互いが父親に対して小さな嘘をついていますから。

今回の視聴率はさすがに下がるでしょう。あの黄色いTシャツ軍団に、いつも大河ドラマは苦杯をなめています。きっと視聴者はかぶってるんだよね。15%台?

第三十五回「犬伏」につづく

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