事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

光る君へ 第21回「旅立ち」

2024-05-27 | 大河ドラマ

第20回「望みの先に」はこちら

どわ。NHK「鶴瓶の家族に乾杯」に酒田が。八嶋智人とふたりで酒田を縦横無尽。おわー志幡(しばた)の旦那と女将まで出てきた。あの女将ほどきれいな人はなかなか。川柳のラーメンまで食べたら酒田入門編としてばっちりだな。わたしが勤務した小学校の桜が紹介してもらえてちょっとウルッときた。来週も酒田なのでよろしく。

さて光る君へ。人事異動のお話。紫式部(吉高由里子)のお父さん、藤原為時(岸谷五朗)は淡路守に任じられて久しぶりに官職に就くことになる。でも娘は、漢語が得意な父親には、むしろ大陸から訪れている民衆への対処のために、越前守の方がいいのではと道長(柄本佑)に遠くからアドバイス。

今度は父親の人事にまで介入するか紫式部。

とんでもない不祥事を起こしたブーの息子、伊周(これちか)は太宰府への左遷を命じられるがそれを拒否。菅原道真にしてもそうだけど、現代からすると太宰府ってそんなに左遷の象徴だったのか。うちは座敷に道真の掛け軸をかけてるけど、それ学問の神様としてどうなの。

あ、それ以前に、越前守ってその名のとおり越前の国司ってことだったんですね。知らなかった。だって出羽守とか肥後守とか言うけど、越前守ってわたしたちのイメージだと大岡越前じゃないですか。一種の官名だと思ってました。後世に変容したのかな。

この大河の一方の柱である清少納言(ファーストサマーウイカ)は、彼女にとっての最大のアイドルである定子(高畑充希)を事実上失う。そして生まれたのが「枕草子」とは知らなかった。一種の私信だったのか。

この時点で「春は曙……」が出てくる。すると藤原道長がモデルではないかと誰でも思う「源氏物語」よりも先にあのエッセイ集は紡がれていたのか。それ、常識なんですか、すいません歴史しらずで。

で、これからボロクソに言い合うあたりは楽しみではあるんですけどそんな展開にはならないのかな。

第22回「越前の出会い」につづく


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3 コメント

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2013年は鶴岡編。 (ぱたた)
2024-05-29 10:00:13
鶴岡中心の時は妻と見ました。
11年前で少々驚いてます。
https://x.com/ytokyo1/status/363202717197406210

妻旅だってからバラエティ番組は
全く見なくなりました。でも酒田編
なので何とか見ましたよ。
ただ川柳ロケは和む場面なのに、
家族で何回か行ったので思い出して
目頭が熱くなりました。。
ひとまず後編も見る予定です。
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それってある (hori)
2024-05-29 19:06:57
地雷を踏んじゃう時ってあるよね。
でもね、いつかそれが自分の支えになるときが
来ると思う。

わたしは毎週自分が役員をやっている寺に
行ってるけど(行かなきゃいけなくなったんだけど)
死産だった息子の人形にいつも語りかけています。
「今日もパパ来たよ」
少し、気持ちが楽になります。
返信する
マルテンサイト千年 (グローバル京都インバウンド観光)
2024-05-30 11:18:20
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタイン物理学のような理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術の一神教的観点でなく日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。
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