オモテ面はこちら。
共済組合員に回覧したように、蔵王温泉のこまくさ荘が来年の2月末日で廃止されます。あそこの正式名称は「公立学校共済組合蔵王保養所・こまくさ荘」。平成13年に天童温泉の「出羽路会館」はすでに閉鎖(→舞鶴荘に5億円で売却)していますから、これで山形県に公立学校共済の保養所はなくなりました。
文書によれば「教職員の健康の維持・増進のための役割を果たしてきましたが、建物の老朽化等、諸般の事情により、営業を終了することになりました」とあります。“諸般の事情”とは要するに赤字がふくらむばかりだったということです。すでに民業としてホテル・旅館などがあるのにわざわざ共済組合が保養所をもつ意義はなくなったとか、スキー人口がなぜか激減したとか、要因はさまざま。プロパーの職員(※)をどう処遇するかなど、まだまだ問題はあるのでしょうが、とりあえず「行くなら今しかない」のは確かです。わりと、ジンギスカンがおいしいですよ。
※あまり知られていませんが、共済組合には公務員だけでなく、共済組合が自前で雇ったプロパー職員も多数存在します。
8月号につづく。
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