事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

「父親たちの星条旗」Flags of Our Fathers

2008-09-27 | 事務職員部報

0608155b 監督クリント・イーストウッド 脚本ポール・ハギス

ロバート・アルトマンが死んでしまったので、もう米映画界で巨匠と言えるのはイーストウッドとウディ・アレンぐらいになってしまった。でもこのふたりも、実は製作費を集めるのに汲々としているのが現状なのだ。評価がヨーロッパや日本の方がずっと高いのも共通している。

「戦場を知らない者ほど、戦争を語りたがる」
「戦争に完全な善はなく、完全な悪もない」

この大傑作が誰に向けられて作られたかを考えたら、アメリカ国民(特にワシントンDCあたりの住民)こそ観なければいけない映画なのに。“旗”も“父親”も複数形になっている原題にこめられた意味がラストで判明。泣いた。

06年12月14日付事務職員部報「改革派①」より。次号は硫黄島からの手紙

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