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生徒50人の自転車保険料紛失…群馬
群馬県太田市の市立中学校の30歳代の男性教諭が昨年4月、当時勤務していた同市内の別の中学校で生徒約50人分の自転車保険料約26万円を紛失していたことが22日、同市教委などへの取材でわかった。
男性教諭は紛失を報告せず、生徒たちは事態が発覚した今月まで1年間、保険に未加入のまま自転車通学などをしていた。市教委は教諭の処分を検討している。
市教委などによると、男性教諭は市内の中学校で安全主任をしていた昨年4月、新入生や2年生の一部から1人3500円~5000円の自転車保険の保険料を集めた。同保険は、通学や部活の移動などで自転車を使う生徒のため、学校側が加入を勧めていた。
同校では、男性教諭が今春に異動した後、今年度の新入生に保険を勧めたが、その際、既存の加入者が少ないことに気付き、発覚した。同校は今月19日、緊急の保護者会で事態を説明。新たに申込書への記入を依頼した。保険料は男性教諭が弁償するといい、市教委の調査に男性教諭は「なくした」などと答えているという。
市教委によると、昨年4月以降、同校で保険料の支払いが必要な自転車事故は起きていないという。市教委は「重い事態で、緊急の校長会や文書などで再発防止を図りたい」としている。
(2013年4月23日 読売新聞)
……実はこの教師には体罰や暴言などの過去があるようで、なかなかの人物のようだ。保険料の“紛失”が本当だとすればかなり(本当ではないとしたらもっと)問題がある。しかしわたしは別の問題で驚いた。
自転車保険、お高いですね。価格com.などで調べてみると、ある程度の補償内容だと、確かに5000円程度はとるようだ。自転車通勤が増えている現状を考えると、有望な保険分野なのかも……逆だった。発生件数のあまりの多さのために、大手の損保は軒並み撤退しているのである。おまけに事故が対自動車の場合はそちらの保険を使うことが多いので、自転車保険の必要性には疑問も。
息子たちが入った中学校では、ヘルメット代込みで4000円くらいだった気がする。学校が仲介までして募集し、そして集金まで行う(ここがまず問題の出発点なのだが)保険の掛金がここまで高額なのはどうにも不自然だなあ。それとも、みなさんのところではもっと高額ですか?
本日の一曲は、わたしのチャリ通のおとも。デイブ・ブルーベックのTake Five。今この曲をテーマにしてるドラマがオンエア中ですって?世の中は変わったなあ。まあ、Takeの意味は大違いらしいですけど。
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