事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

'07わたしはこれで泣きました~「駅 Station」

2008-01-23 | 読者レス特集

Station ふう。珍しく寝込んでしまい、更新も久方ぶり。
健康って大事だなあ、とつぶやくと、日頃の生活態度を承知している妻は「おととい来やがれ」
今こんなセリフ使う人いないと思うけど(T_T)。

さて、今回からはわたしのメルマガのお題「'07わたしはこれで泣きました」へのレスをお送りします。

Mail03f 今、ケーブルTV(日本映画専門チャンネル)を見ながら泣いています。
2007年に限らず、必ず年末に見て涙する映画がある。元来、涙線はユルイほうで「マリと子犬の物語」の予告編を見ただけでもウルウルしてしまう。(動物ものは特に弱い)
で、その泣ける映画とは・・・
駅・STATION」もちろん高倉健主演の名作。(1981年)
自分は高倉健が好きだ。誰が何を言っても(たとえセリフが聞き取りにくくても)「健さん」命だ。特にこの映画は年末(大晦日)に見るに限る。今さらストーリーを紹介するまでもないでしょうが、「昭和」を知らない方々にも是非見てほしい一作です。私の世代にはノスタルジックな気分に浸るには最高の作品と思う。

桐子(倍賞千恵子)と英次(高倉健)が赤提灯「桐子」で酒を酌み交わす。女手一つで切り盛りする店には他の客はいない。ふたりはカウンターで肩を寄せ合い、紅白歌合戦を見た。八代亜紀の「舟唄」が流れる。

? お酒はぬるめの燗がいい~  肴はあぶったイカでいい~
  女は無口なひとがいい~   灯りはぼんやり灯りゃいい~
しみじみ飲めばしみじみと~ ♪
(+_+) 止まりましぇ~ん 

桐子は「この歌好きなのよねえ」と言います。 私も好きだぞ( ^^) _U~~(阿久悠万歳!)
これぞ日本の由緒正しき年末の過ごし方ではないか……大袈裟(笑)
K―1やドラえもん(今年はないのか?)を見ている場合じゃないぞ。
毎年このシーンには泣かされる(T_T)。
雪には縁のない大阪では、映画のワンシーンのようなマネごともできませんが、一度はこんな年末を過ごしてみたいなぁと思っています。
英次と桐子。雪に閉ざされ、お互いに言いようのない孤独を抱えていたから結ばれたのでしょう。刹那的な愛を感じます。雪国の苦労など全く知らず「何を寝ぼけたことを言ってるんだ」とお叱りを受けそうでうすが・・・
もし山形にそんなお店があるのなら(こっそり)紹介して下さい。

……当時の評では、情緒に流れすぎていると批判されていたと記憶している。しかし脚本の倉本聰は基本的に演劇の人だから、映画のような凝縮されたメディアの場合もこれくらいはつめこまなきゃ!と意気込んだのだと思う。テレビの場合は、余裕があって視聴者にはちょうどよかったのかも。
ちなみに、わたしは大晦日はダウンタウンに淫しています。去年のジミー大西の獣医はやばかったなあ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「トーク・トゥ・ハー」talk ... | トップ | '07わたしはこれで泣きました... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

読者レス特集」カテゴリの最新記事