事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

吉野家

2007-07-11 | 食・レシピ

Mutter072b  自慢だか謙遜だかよくわからないが、私は吉野家道有段者である。学生の頃から通い続け、どんな知らない街に行こうが、この辺りだろう、と見渡せばそこには例のオレンジ色の看板が待っている。

。」

と歩きながらオーダーし、「奥へどーぞー。」などと店員に余計なことを言われる前にズンズンと進む。他のファーストフード店と違い「お味噌汁などもいかがですかぁ?」とか変な御愛想を振りまかないのが吉野家の潔いところ。

とにかくすぐに出てくるお茶を口に含み、オーダーが終っているくせにメニューを眺め、変更がないかを確かめる。といっても今までに変更などめったにあったためしはなく、せいぜい定食系が追加されたことと、腹を空かせた学生たちには夢のような「特盛」が設定されたぐらいだろうか。

その定食で一番笑ったのは「納豆定食」なるメニューがあったことで、「ほう、納豆定食ねぇ…ん?……おい、メインディッシュは何なんだ?!」さすが吉野家である。よくわからんけど。

Yoshinoya  近頃「つゆだくで。」とオーダーするのが流行っているが、これは硬直化したメニューに対する客からの反乱だろうか。ま・実際は吉野家のバイト経験者の発案によるものだろうと私はふんでいるが。

 これまたアッという間に出てくるその牛丼に紅しょうがをのせ(吉野家都市伝説の一つに、あのいつもてんこ盛りの紅しょうがの一番下の部分は、一体いつ入れたんだ?というのがあった)、思い切りかきこむ。

 飢えをしのぐ。食の目的はまずそれであることをこの牛丼は常に再認識させてくれる。貧乏や多忙のために徹底的に腹を空かせてあの丼を手に取った経験のある人は、オレンジ色の看板を見るたびにパブロフの犬状態になる仕組みになっている。私なんかダイエーのマークを見るだけで興奮するほどである。嘘だけど。
 しっかし何であのクズ肉があんなにうまいんだかなぁ……。

 組合の仕事で山形~酒田の往復が続いた頃、私を物心両面で(笑)救ったのは天童の吉野家の存在であることは確か。有段者として更なる昇段をめざし、これからも通いつづけることをここに誓います(太るってば)。

牛肉つながりでマクドナルド物語へつづく……

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