事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

港座再建計画PART3 ~ニュー・シネマ・パラダイス

2009-05-10 | 映画

Newcinemaparadise04  PART2はこちら

「ホリさん、えらいことになってます!」
夕方、前任校で同僚だった男から電話が。
「なんだよー」
「昨日の港座復活がらみの話が、yahoo!のトップページに載ってます!」
「落ち着け。それはな、きっと酒田がらみで検索してるもんだから顧客の地域に連動して……」
「だってニュースのトップにそれはないでしょ?」
「……あ、ホントだ。すごいなこりゃ」

「おくりびと」に登場の映画館「港座」復活…山形・酒田
5月9日14時31分配信 読売新聞

 米アカデミー賞外国語映画賞を受賞した「おくりびと」で撮影に使われた山形県酒田市日吉町の映画館「港座」が、映画の撮影をきっかけに7年ぶりに復活する。

 地元の映画ファンらで組織する市民グループ「台町(だいまち)と映画を愉(たの)しむ会」(阿部剛会長)が7日夜、住民らを対象にした事業説明会を開き、来月12、13日の2日間にわたって上映会「港座復活祭」を開催することを発表した。
 港座の所有者でもある阿部会長は、「地元の商店街と一緒に酒田の街を盛り上げていきたい」と意気込んでいる。

 港座は1887年に芝居小屋として設立され、その後火事で焼けるなどしたため、1954年に映画館として再建された。館内に3スクリーンを持ち、大劇場180席、中劇場80席、小劇場30席を抱える。昭和30年代の日本映画全盛期には市内一の規模を誇り、多くの家族連れなどでにぎわいをみせたが、テレビの普及など娯楽の多様化で徐々に客足が遠のき、2002年に閉館を余儀なくされた。

 転機が訪れたのは07年。この年の春に行われた「おくりびと」の撮影で、本木雅弘さん演じる主人公が勤める葬祭会社が宣伝用DVDを制作するシーンに、港座が使われた。撮影に立ち会った阿部会長は「面白い映画だと期待はしたが、まさかアカデミー賞を取るなんて」と振り返る。

 「素晴らしい映画館。“昭和のシネコン”ですね」。撮影後、阿部会長は滝田洋二郎監督から声をかけられた。「ぜひ映画と酒田の街並みを残していって下さい」との滝田監督の言葉に、阿部会長は港座の再開を決意したという。

 阿部会長は「庄内の人たちが忘れてしまった自分たちの町の良さを、映画を通して滝田監督から教えられた」と話す。今後は地元商店街と協力し、飲食店の割引サービスや映画館内でカクテルを提供することなども構想している。復活祭後は週1回映画を上映し、「会社帰りに寄っていける映画館」を目指すという。
 問い合わせは、「台町と映画を愉しむ会」(0234・22・5890)へ。

……昨日の会見には、この読売以外に主要新聞社はすべて(朝日、毎日、形、河北)と地元のコミュニティしんぶん、そしてテレビ局はNHK以外(笑)全部。くわえてコミュニティFMのハーバーラジオがやってきたそうだ。
以降も反響は特集していきます。

動画はまもなく見られなくなるでしょうけど一応アップしておきます。
山形テレビ

http://www.yts.co.jp/news/index.html#news3

山形放送

http://www.ybc.co.jp/news/

……ああ、市P連の監査なんて地味な仕事に追われていたわたしがうらめしい(T_T)。出たかったなぁ。
でもちゃんと会見後の打ち合わせには参加して、ロケーションボックスなどの関係者に会うことはできた。
なんか、期待されてるぞ港座。
今日はとりあえずここまで。

PART4につづきます。画像は、上映作品に最初に決定した「ニュー・シネマ・パラダイス」。映画と映画館の記憶が結びついていることを知らしめる作品。

港座オフィシャルブログのアドレスはこちらです。

http://minatoza.exblog.jp/

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