事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

路上のルール特別篇~スナックタイム

2010-12-19 | まち歩き

「路上のルール」はこちら

午後11時は“スナックタイム”とやらで代行車が混み混み。でもようやく一台つかまったので友人といっしょに帰る。

総合文化センター(わたくしどもの業界では文セ~ぶんせ~と呼んでおります)のうしろを通り抜け、昔から飲み屋が並んでいる坂にさしかかったときだった。

「ななななんだあれ!?」

と友人が驚く。道の中央に、黒い物体が。

代行車のドライバーは「あー、こりゃあ」と緊急停止。

年配の男性が突っ伏しているのでした。

「酔っぱらいだな。危ないなあ」

声をかけてもほとんど反応しない。

「でも血が出てるよ」

あ、ホントだ。久しぶりにこんな量の鮮血を見た。額が切れているのである。顔からはホントによく血が出るのね。

ドライバーが救急車を呼ぶ。

「5分ぐらいかかるのかな」

2分で到着。さすが。比較するのも失礼だけど代行とはえらい違い。

救急隊員は慣れたもので、ストレッチャーを横に持ってくる。
路上をチェックし、ブレーキ痕がないことを確認。つまりクルマに轢かれたのではないようだ。しかし酔っぱらいのこの一言で事態はこんがらがる。

「ひとりで飲んでたの?」

「…………ふたり」

でええ。事件性まで疑われることに。
すぐにパトカーも到着。

やけに張り切ってクルマの誘導までやっていた友人と

「ヘタしたら轢かれるとこだもんな」

「うん。おれたちが加害者になってもおかしくないし。いいことしたな。さあ帰ろう」

でもこんなとき代行車のドライバーは発見者として聴取されるのだそうで、次のドライバーが来るまで待たなければならないのでした。スナックタイムなのに。ううう寒いよー。

「こんなこと、よくあるんですか?」

「オレは代行やるようになって4年だけど、3回目っすかねー」

ほんとに、迷惑きわまりないのでした。でもおじいちゃん、さぞやいろんな人に説教かまされるんだろうなあ。

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