事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

真田丸 第二十一回「戦端」

2016-05-29 | 大河ドラマ

第二十回「前兆」はこちら

前回の視聴率は18.7%と急伸。はてこれは……要するに前週は「笑点」の週だったのであり、いつもBSで見ている層が総合に流れたことが影響したのかもしれない。

なにしろ歌丸引退、(城好きの)
春風亭昇太司会抜擢の笑点第二部(午後6時から55分間)は27.1%という、それこそびっくりの数字を叩きだしている。おかげであのサザエさんが7.7%という、ありえない低視聴率にあえぐ結果となった。やっぱり、笑点とサザエさんの視聴者ってかぶってたんだねえ。まっとうな日本人のまっとうな行動。

わたしだって昇太が超メジャーになることはうれしい。本人は否定するだろうけれども、彼の古典落語は、彼らしいツイストがあっておみごとだ。「権助魚」に、落語というメディアにしかできないトリックがあるあたり、昇太がじゅうぶんに落語という存在を……しまった、真田丸のお話でした。

天下統一を目前にした秀吉が、服従しない北条をどう遇するかというお話。これはあれですね、「軍師官兵衛」のあの回とか、「独眼竜正宗」で勝新太郎と渡辺謙が切り結んだお話につながっていくわけですね?

あまりにあざとい技で、真田家の事情が天下の趨勢に影響するという展開は、歴史通から大批判が寄せられるかもしれない。

まあこちらは三谷幸喜が、前回は古畑任三郎をやって、今度は「清須会議」風にもっていきたかったわけだなと苦笑。その展開が自然に見えるあたりが芸でしょう。

離縁されてからのほうが生き生きしているおこう(長野里美)や、念願の京に行けるかもしれないというのに、人質だけはいやだとごねる薫(高畑淳子)の描き方に、これまでどれだけの伏線が仕込まれていたかとあ然。

にしても、これだけ豪華な配役で、しかしいきなり人気が出たのがコント芝居など考えもしなかった小劇場の女王、長野里美であるあたり、これが計算だとすれば三谷幸喜って怖い。したたかな女性に翻弄される大泉洋のうろたえ芝居も好きですけどね。

本日の視聴率は通常の17%台じゃないのかなあ。いかにも通常の回って感じですから。

第二十二回「裁定」につづく

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