画集「KING OF POP」が出たのを機に行われた江口寿史展を、そのままぶちこんだ、わたしのような江口ファンにはたまらない1冊。
そのキュレーターが宮本明大准教授。すばらしい仕事だ。
「すすめ!!パイレーツ」(オーナーの「リトラクタブル・ライトのまね」ってネタは最強でした)「ひのまる劇場」そして天下の少年ジャンプで女装の男の子を徹底的に美しく描いた「ストップ!!ひばりくん!」から、以降の“作品が載っているだけでありがたい”現在まで、みごとな鳥瞰図になっている。
わたしはつくづく思う。江口とほぼ同世代で、江口と同じような音楽を聴いてこれたことは幸せだったなあと。
そしてわたしがいちばん漫画に耽溺していた時期に、ジャンプでは江口寿史、チャンピオンにはとり・みきが同時に連載していたのだ。わたしにとってのマンガ黄金時代。
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