「おんな城主直虎」最終回はこちら。
またやりますよ大河。去年はどうしても見る気にならなかったのでスルーしましたが(だから極私的大河ドラマ史はずいぶん進行しました)、今年は宮藤官九郎が大河をやるという、ありえるかもしれないけれどもあってはいけない事態なので応援しなくては。
「なんで『西郷どん』はだめだったんすか。いいドラマでしたよ」
昨日いっしょに呑んでいた歴史オタク教師から素朴な疑問。
「原作が林真理子だから。」
われながら狭量なことではありました。バロン吉元の漫画「柔侠伝」がらみであのドラマには語りたいことがいっぱいあったけどね。お由羅さまは小柳ルミ子だったのか。イメージどおり(笑)。
さて「いだてん」。不安要素てんこ盛り。近現代ものは「いのち」以来久しぶり。しかも金栗四三と田畑政治のことは視聴者のほとんどが知らない。もちろんわたしも知らない(読売新聞の連載小説も読んでない)。
しかも主役は、中村勘九郎はともかく阿部サダヲ!だから例年以上にNHKは番宣に励んでいる。番組表をチェックしたら、今日はほぼ地上波とBSで「いだてん24時間テレビ」でしたね。わたしも実は不安だった。あまちゃんの時と同様に。
で、見てびっくり。おんもしろかったあああ!
いや驚いた。もんのすごいオールスターキャスト。「あまちゃん」チームを中心に、そこに役所広司などの大音量がかぶさる。今日は古館寛治がいい味だしてます。
近現代史であることを逆用し、大河ドラマの決め台詞である
「のちの、××である」
じゃなくて本人がいきなり。嘉納治五郎(役所広司)、大隈重信(平泉成)という重鎮を置き、その人たちの浮薄さも宮藤官九郎らしく描いている。2020年の東京オリンピックへ懐疑的なわたしですら思った。こんなオリンピックならと。
今回の視聴率はご祝儀相場で19%台と読みました。絶対に来週も見ます。いやしかし山口晃の絵でスタートしたのには驚いたなあ。
第2回「坊っちゃん」につづく。
「いだてん」第1回、面白かったですね~。
ちょっと詰め込みすぎではありましたが、次々登場する豪華キャストに目を奪われているうちの、あっという間の1時間でした。この一年間、楽しみにしています。よろしくお願いいたします(^o^)
1回目は壮大な予告篇って感じでしたよね。
で、ほんとの予告篇には綾瀬はるか登場、と。
どんだけ豪華なんだ。