事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

「ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル」(2017 SONY)

2018-04-23 | 洋画

週末の土曜が勤務日なので、その分が週初めの月曜に振替。あまりない形態なので、家族の誰も気づいていない。わたしも忘れそうになってた。朝からいそいそと映画館へ出勤。いつもより早い(この熱意が仕事に向かえば……)。

およそ50分で鶴岡まちなかキネマに着。一本目は「ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル」。北米ではクリスマスに公開されてSONY史上最大のヒットとなった作品。まさかその数週間後に「ブラック・パンサー」という化けもののような大ヒット作が出てくるとは。

にしても、第一作から20年ぶりの続篇。えーと、確か劇場じゃなくて自宅で見たおぼえがあるぞ。ひょっとしたらDVDじゃなくてVHSだったかもしれない。ロビン・ウィリアムズが出てたよね。ボードゲームをやってたらやたらに動物やら不思議なランプが出てきて……なんか違う作品もまざってるな。

かように昔の映画の続篇がなぜ今ごろ作られたのか。そしてなぜ大ヒットしたのか。秘密は設定にあると思います。

生活に問題のある高校生たちが、ゲームのなかではまったく違ったキャラになる、そのアイデアがまずあって、ジュマンジという容れ物をそこにかぶせたと勝手に想像しています。

ひ弱なゲームおたくがマッチョなドウェイン・ジョンソン、自意識過剰なインテリ娘がセクシー美女に、アタマ筋肉ヒーロー野郎が武器補充係ののろま、そしてきわめつけはインスタ映えが最優先の恋愛体質娘がジャック・ブラックに(笑)。

ドウェイン・ジョンソンが「ぼくにできるわけない!」と弱音を吐いたり、ジャック・ブラックが美女に誘惑の仕方を教えたり、逆に男のオシッコの仕方を伝授されるシーンはひたすら笑える。

周到なのは、きわめてまっとうな成長物語になっていることであり(生き方に戸惑う彼らのバックに、ピーター・フランプトンのShow Me The Wayが流れる) 、伏線のはり方もおみごと。なるほど、大ヒット納得。20年たたないうちの続篇製作は必至と読みました。とにかくSONYは絶対につくりたいはず(笑)。

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