7月号「#教師のバトン」はこちら。
これまでの研修で、給料は毎月21日(がお休みの月は今月のように前倒し)、6月のボーナスは30日、12月は10日であることはわかってもらえたと思います。さて、いつ出るかはわかっても、いくら出るのかの話はちょっと複雑。公務員の給与はどのようにして決まるか。
今月10日、川本裕子人事院総裁が国会と内閣に“勧告”を行いました。その内容は
・国家公務員のボーナスを0.15月分(つきぶん)引き下げ
・長時間労働の是正、テレワークの推進
・公務員志望者の減少、若手職員の離職増加に対処
……などです。霞が関1丁目にある人事院がどんな根拠でこのような勧告を行うかというと、600人を超える職員がせっせと民間の状況を調査し、それに見合うような給与に(民間準拠といいます)しろと主張するわけです。それが国会を通ることによって反映すると。
志望倍率の低下は学校だけではなくて公務員全体の問題。若手キャリアがどんどん転職していくのは座視できない状況なのがここで理解できます。
それはともかくこれは国家公務員の話。山形県職員の分は人事委員会勧告という形で10月ごろに出ます。おそらく、定年延長について(国家公務員の延長法案は6月に国会を通りました)なんらかの動きがあるでしょう。
開店閉店シリーズは「なかせ」篇
な、なんということだ。あの、餅の「なかせ」が倒産!?出産祝いのお返しは、子ども名刺といっしょにあそこの餅を配るのが定番だったものだがなあ。いつまでもかたくならないのがちょっと怖かったけど。
2021年9月号「教員免許更新制PART1」につづく。
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