新シリーズ開始。新聞、テレビ、ネットなど、毎日メディアを通じてたくさんのコメントにふれているのだから、そのなかで至言、名言、あるいは失言と思われるものをピックアップしてお届けしようという企画。そう思ってさがすと出てくる出てくる。もちろんことば自体が力を持っている場合もあるけれど、08年の9月だからこそ笑えるネタもある。腐らないうちに急いで紹介だっ!今回は映画篇。映画人のコメントはやはり気合いがはいっている。
ヴェネチア映画祭での押井(スカイ・クロラ)守へのインタビュー。
――宮崎監督と現地で顔をあわせる予定は?
押井 ない。会いたいとも思わない。宮さんとは、一生分の話をしてあるから。そもそも、映画監督同士は友達になれるはずがないというのが僕の考え。もっと会いたくないのが、スタジオジブリの鈴木敏夫(プロデューサー)かな。居酒屋ならともかく、レッドカーペットを雪駄で歩く男と、わざわざヴェネチアで会いたくないよ(笑)。
「おくりびと」初日の丸の内プラゼールで舞台挨拶に立った滝田洋二郎監督は、満員の客席に
「あまり朝から満員になる映画を撮ったことがないので感動している」
……参考までに、滝田監督はわたしとそっくりなルックスです。マジ。
「本木さんがあまりにも上手に(納棺の作業を)なさるので、私も真剣に死ななくてはいけないと覚悟しました」(吉行和子)丸の内プラゼールにおける初日あいさつ。
……「おくりびと」は読者の方がどんどん先に観て絶讃レスがよせられてます。早く観なくては。でも50才以上夫婦割引に味をしめたウチの奥さんは「またいっしょに観るのよねヒロシさん。」そ、そうなんだけど……
「パコと魔法の絵本」有楽座における役所広司の初日あいさつ。
「俳優さんたちの顔が本当に気持ち悪くて」
……パコについては読者から情報が入っています。大王は山形出身です。山内はこれでブレイク必至。
>“何者か”に撃たれたヤクザ(山内圭哉好演)
これは、原作者「大王」こと「後藤ひろひと」が山内圭哉のために作ったキャラクターなんです!子役として活躍し、映画デビューを果たした『瀬戸内少年野球団』では夏目雅子と一緒にお風呂にまで入ったあの山内圭哉のために!(それがいまじゃ…(ToT))。そういうわけですので、好演もなにも中島監督、よくも彼を続投してくれました。グッジョブ! テレビ東京!!
次回はスポーツ・政治篇。
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