事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

八重の桜~第四十三話「鹿鳴館の華」

2013-10-27 | テレビ番組

2987576427_21abca6db5 第四十二話「襄と行く会津」はこちら

前回の視聴率は14.8%と予想をはるかに超えた。色んな番組が台風がらみでアップしているのとは無縁なので、これは立派な数字でしょ。しかしこの視聴率という存在が、あくまで関東ローカルであることを台風は思い知らせてくれます。

金曜日に、仕事がらみの研修で山口県出身の講師と話していて、「長州としてはやっぱり庄内に来るのは勇気いりませんか」とギャグで訊いたら「会津だと意識しますけど」ということでした。なんかそれもさみしいぞ(笑)。ま、彼女の旦那さんの実家が酒田だったんですけどね。

かように、勤王と佐幕の戦いはいまでも続いていて(続いてないってば)、今回のカップルの帰趨が問題になる。実はもうひとつのカップルの方が大騒ぎになるんだけど「八重の桜」でそれは描かれるのかな。八重はそれをたいそう喜んだはずなのだけれど。

今回はその対立をロミオとジュリエットにうまく仕立てていた。ロミオが大山巌でジュリエットが山川捨松。ゼッフィレッリ版のオリビア・ハッセーとレナード・ホワイティングはシェイクスピアの設定通りの年齢で、若き二人の無謀さと美しさが出ていたんだけど、大山巌のロミオはちょっと苦しいですか(笑)

ジュリエットの方も、アメリカ帰り&会津出身ということで当時の婚姻年齢からはかなり遅れていたよう。しかし、水原希子には悪いけれど、演ずる女優よりも本人のルックスが魅力的というめずらしい例となっている。山川家はしかしどんだけ優秀だったのか。

この展開に持ってくるために、反町隆史がキャストのトメになっていたのかとようやく納得。自分を撃った人間(八重ということにこのドラマではなっている)とどう対峙するか、度量が試される場面なので、腕相撲とはうまく考えたなあ。

ちょいと軽めの展開なのに、長くつき合ってきたからか山川家の意地には泣ける。八重を愛した男たちの邂逅がここでも。視聴率は14%維持と読みました。

第四十四話「襄の遺言」につづく

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