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YouTube: Dave Grusin - Condor !
昨日のTBS「報道特集」は、おじいちゃんが孫の遺体をさがすという震災ネタ。
救ってやれなかった自責の念を、どうケアすればいいのか。
あと一ヶ月もしないうちに小学校に入るはずだったその孫のお母さんが、岩手の学校事務職員だった。
つとめて冷静に語ろうとする彼女が取材を受けた理由は
「ユータが存在していたということを忘れてほしくなくて」
わたしは久しぶりに二階に上がってから涙をぬぐった。
キャスターの金平茂紀は最後に
「永田町の人たちもこの現実を……」
きっとこんなエンディングにはしたくなかったんだと思う。でも思わず言っちゃった感がリアルだった。
つくづく思うんだけど、大震災という大いなる“欠落”を前に、政治家にはあふれるほどの仕事があって、しかもその仕事の達成は一般人の数倍の(数百倍の)チカラを発揮するはず。それなのにこんなていたらく。
不信任案については、新聞をよーく読み込めば谷垣だって提出したくなかったことが見え見え。森喜朗だの町村信孝だの、“チカラを失いつつある”長老が、調子こいて小沢と連携できるとしたスタンドプレイに引っ張られたわけだ。いい迷惑である。
菅が早期退陣することで、そのお調子者たちのメンツも立ってしまった。おそろしいことにこの日本で、及び腰とはいえ初めて原発にNOをつきつけた首相は、あっという間にトップから引きずり下ろされることになったという事実は消えない。実は支持率は回復していたにもかかわらず。やれやれ。
本日の一曲はデイブ・グルーシンのクールなサントラ「コンドル」。この映画のフェイ・ダナウェイはきれいだったー。
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