事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

極私的朝ドラ史PART5

2015-07-19 | テレビ番組

PART4はこちら

山形県民の期待を一身に集めた「いちばん星」の主演女優、高瀬春奈が体調を崩して降板してしまい、五大路子に交代。やはり朝ドラで主演をはるのは大変なのだ。

高瀬はちょいと邪悪な感じがあって好きだったのに、五大さんはいかにも善人なのでちょっと残念でした。佐藤千夜子は複雑な人物のようだったのでよけいに。

まあ、五大さんは大和田伸也夫人としてよき主婦なのがうなずけます。今はドラマの舞台だった天童の薬局のCMで、山形県民はご尊顔を拝することができます。

高瀬春奈の方は、その後も沢田研二版「魔界転生」で細川ガラシャ役が決定していたのにそれも病気で降板。おいしいところを佳那晃子に取られてしまいました。ついてない人だなあ。

もっとも、それから何かをふっきったかのように「卍」で樋口可南子とレズシーン、「お葬式」では山崎努と後背位青姦をリアルに演じてくれて、それはそれでうれしかったですけどね(なんかこのシリーズ、女優のヌードばかり追いかけているような気がする)。

第20作品目の「風見鶏」(77年後期 主演新井春美)は神戸のパン屋さんのお話。なんにも記憶に残っておりません。

その次の「おていちゃん」(78年前期)は、沢村貞子の一代記。最高視聴率50%。主演の友里千賀子は、見るからに誰からも愛される福々しいルックス。お茶の間に受け入れやすかったろうし、人気も確かにあったが、どうだろう沢村貞子の若き頃というキャスティングは。

おまけに彼女はNHK受けしたものだから、大河ドラマで静御前の役までやっている。うーん。

にしてもこの企画自体はいいよね。沢村貞子は気合いの入った人生を送ってきた人だし、エッセイもすばらしかった。あの、伝法な語り口だけでも粋を感じさせる。いつか再評価の波がやってくるぞきっと。

つづく「わたしは海」(78年後期)は広島のお話。さっぱりおぼえてません。主演の相原夕子は、のちに財テク指南が本業になったのでびっくり。

さていよいよ「マー姉ちゃん」(79年前期)登場。このドラマには語りたいことがいっぱいある。以下次号

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