ドッペルゲンガー ～ 適当にね、ニッポン！

艶福力士篇はこちら。

さて、このネタは2004年8月のもの。
とくればやはりアテネオリンピック。怒濤のドッペル開始です。

キムタクと浜口京子は、これぞドッペルきわまった感じなんですけど、みんな気づいているんだろうなきっと。4.5Dp。

アテネオリンピックにおける日本選手の活躍を願わないわけではないけれど、今回はいっそう「がんばれ！ニッポン！」臭がきつくないっすか。オリンピックと言えば、それはもちろん自国の選手を応援する場でもあるだろう。しかし世界のトップアスリートの絶技を堪能する最高の機会でもあるはず。

それなのに、海外にはどんなスターがいるのかの情報が未だにほとんど伝わらないのはなんでだ。国威発揚にしゃかりきになるのは途上国時代で十分じゃないのか。重慶における中国のサッカーファンに文句をつけたいなら、われわれの方ももっとオトナの観客にならなきゃあ。千葉すずが絶望した「メダルキチガイ」なる不適当な言葉の重みを、日本人はもっと受けとめてもいいはずだと思う。

次回は、「アニメキャラよりも濃く」です。