今回の台風は、まったく久しぶりに進路予想が山形県どまんなかということで様々な対応がとられたようです。三年前の台風三連発のドタバタが背後にあるのでしょう。東北は台風の襲来回数自体が少ないため、ノウハウが蓄積されていないのが弱点だとは前から指摘されていました。危機管理がなっていない、というわけ。
たとえば台風が「来るのが当然」な関西や九州沖縄では、【午前七時に台風による暴風警報が出ていれば自宅待機。午前九時に継続していれば休校とする】こんなルールが確立しているところが多い。
まあ、休校にしない理由として給食の実施に会計処理の関係から拘泥したり、保護者の送迎の事情や授業日数の確保といった理屈はあるのでしょうが。
わたしがしかし言いたいのはただひとつ『そこまでして登校しなければならないのか』です。学校は教育の場である以前に、身を守るテクを持たないこどもが“集合する”場所でもある。その分リスクは極大化するわけでしょう?昔ながらの「どんな風雪のなかでも学校にキチンと登校する」皆勤を賞揚する時代は、もうとっくに終わっています。そして、そのことにいちばん気づいていないのが、当の学校自身ではないのでしょうか。
07年9月21日付事務職員部報「日当①」より
画像は「ゴーでいこうぜ」ヒキタクニオ。
沖縄におけるいじめっ子の典型がDA PUMP。いじめられっ子の典型がORANGE RANGEってネタには笑った。
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