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港座再建計画PART7~まちなか映画館始動

2010-04-22 | 映画

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映画館は「和の趣」鶴岡まちなかキネマ完成
2010年04月21日 朝日新聞

Machikine100421  鶴岡市山王町に整備中だった映画館「鶴岡まちなかキネマ」が完成し20日、報道陣に公開された=写真。

旧松文産業工場の木造の小屋組みを生かすなど木のぬくもりにあふれ、四つのスクリーンで計437席。5月22日の開業に向けて仕上げに入る。設計した高谷時彦氏は「70年以上も地元に親しまれた絹工場を生かし、絹織物の歴史を伝えたかった」。木造工場を支えた小屋組み、織機や織物、まゆをモチーフにしたデザインを試みた。エントランスホールの壁は工場時代と同じ杉板で、床はクリ材。一角にグランドピアノを置いた。

スクリーンは4室で「キネマ1」(165席)から「キネマ4」(40席)まで。ゆったり鑑賞できるようイスも特注した。スクリーンの前に小さなステージが設けられ、監督の舞台あいさつや講演などにも使える、という。

鶴岡市では8年ぶりの映画館。中心市街地の活性化に取り組む株式会社「まちづくり鶴岡」が昨年12月に起工した。小林好雄社長は「木でおおわれ、和の趣がある新しい映画館が生まれた。多くの皆さんに愛される文化施設として、街ににぎわいを取り戻したい」と語った。

オープニング上映作品は、今年の米アカデミー賞を受賞した「ハート・ロッカー」、藤沢周平原作「花のあと」、「ディア・ドクター」「スラムドッグミリオネア」「ローマの休日」と決まった。

 おー、なかなかのラインナップじゃないの。港座でやれなかった作品がてんこ盛り(^o^)。しかもホントに「ディア・ドクター」をやってくれるとは……。

 この映画館にはうわさの平田牧場がレストランを併設することが確定しているし、なんか、いい感じだ。

まちキネは、その名のとおり市街地活性化のために経済産業省の「戦略的中心市街地商業等活性化支援事業費補助金」(自分も役人だから言いたくないけど、このネーミングはすごい)を利用しているプロジェクトだ。その意味で港座の人間としてはくやしくてうらやましくもあるけれど、それ以上に成功してほしいと痛切に願っている。

 だってね、このご時世に、三川のイオンシネマはまだ3D対応のスクリーンを用意していないのである。なんか、長居をするつもりがないって宣言しているようなものじゃない?こりゃあ地道に『映画館で映画を観る』という習慣を、まちなかの映画館が守らなければ。

次はなんとなんと「フォーラム東根」につづく

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