「ちんぷんかん」特集はこちら。
「うそうそ」
あの若旦那に旅をさせるという無理までして畠中が描きたかったものはなんなのか。まさか最後に伝奇小説になるとは(笑)。
「アコギなのかリッパなのか」
畠中の現代小説を初めて読む。選挙に関する裏情報がもっとつめこまれていれば、軽いミステリでありながら……と評価されたかもしれない。親に捨てられながら、大物政治家の庇護のもとに名探偵を演じる主人公。はて、こんな設定を前にも読んだことがあるような……あ、宮部みゆきの「誰か」に近いのか。
「つくもがみ貸します」
しゃばけシリーズでは描けない主人公の恋愛を、こちらにたっぷりぶちこんだわけだ。これはこれで楽しい。ファンも喜んだことだろう。
さて、テレビ版「うそうそ」は、視聴者層をはっきりと女性に限定したのだろう。手越祐也をはじめとして、谷原章介、中村俊介、柏原収史……美男のオンパレード。まことに、正しい態度だと思う。妻は狂喜しております。
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