蒼穹の昴シリーズ最新作。中国の近現代史を「龍玉」(まんまドラゴンボール。こちらは1個だけ)の行方でひっぱる物語。龍玉は国を統べる人間を選び、その資格のない人間を破滅させる。
えーと、今は誰が持ってるんだっけ。そうか張作霖(日本軍によって盧溝橋で爆殺される)の息子、張学良が部下に預けているんだった。自信家である蒋介石は張学良に玉をよこせと迫るが、お前は器ではない、と突き放し……
この物語には、もちろん毛沢東も周恩来も登場するが、浅田次郎がこのライフワークにどのような結末を用意しているのか、さっぱり読めないのでした。習近平がその器ではないことは確実なんだけど。
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